■マップイベントの設定

本コモンでは基本システムにはない特殊なマップイベントの設定ルールがあり、便宜的に以下の3つにマップイベントの種類を分けて説明します。

■初期化マップイベントの設定

本コモンを使用したゲームでは、マップ到着時に自動実行イベントで初期化を行う必要があります。設定するイベント内容は以下の通りです。

@可変DB「敵一時情報@ARPGコモン」の初期化
コモンイベント「敵一時情報格納@ARPGコモン」を呼び出し、「処理区分」に"0(初期化)"を入力してください。
A可変DB「敵一時情報@ARPGコモン」の設定
コモンイベント「敵一時情報格納@ARPGコモン」を呼び出し、「処理区分」に"1(設定)"、「マップイベントID」に敵マップイベントのID、「敵ID」に当該敵マップイベントに対応するユーザーDB「敵キャラ個体データ」のデータID、「復活フラグ」に復活しない場合は"0"、復活する場合は"1"を入力してください。この手順は当該マップに設置した敵マップイベントすべてについて行う必要があります。
Bイベントの一時消去
初期化マップイベントの一時消去を行ってください。

■敵マップイベントの設定

マップ上で敵として扱われるマップイベントは以下の方法に従って設置してください。

@ページ1:敵接触ダメージのイベント設定
ページ1の起動条件を"イベント接触"、および"セルフ変数0 = 0"としてコモンイベント「ダメージ算出@ARPGコモン」を呼び出し、「処理区分」に"0(敵接触ダメージ)"、「マップイベントID」に当該マップイベントのIDを入力してください。


Aページ2:敵接触ダメージ後の硬直イベント設定
ページ2の移動ルートを"動かない"とし、起動条件を"並列実行"、および"セルフ変数0 = 1"としてウェイトを置き、変数操作でセルフ変数0に1を設定してください。ここで設定したウェイトのフレーム数が当該マップイベントの硬直時間になります。硬直時間を設定しないとゲームとして成立しませんので注意してください。


Bページ3:敵が復活しない場合の空白イベント設定
ページ3のグラフィックを空白にしてオプションのすべてのチェックを外し、起動条件を"セルフ変数0 = 2"としてください。復活する敵の場合は設定しなくても構いません。


■その他マップイベントの設定

マップ上で敵として扱われないイベントの内、決定キーで会話、または調査対象となるイベントについては、非戦闘態勢と戦闘態勢によってイベント内容を分けることを推奨します。

@ページ1:非戦闘態勢のイベント設定
ページ1の起動条件を"通常変数1 = 0"として会話、または調査イベントを設定してください。


Aページ2:戦闘態勢のイベント設定
ページ2の起動条件を"通常変数1 = 1"としてください。通常、このページのイベントは空白になります。



製作:ふぁるこむ
URL:http://d.hatena.ne.jp/fal_com/