【イベント後に消え、マップを移動して戻ると復活しているイベント】


【目標】
 イベント後に消えて、マップを移動して戻ってみると復活しているイベントを作ります。

 ここでは例として、「話しかけると消え、戻ってくると復活してるニワトリ」を作ります。
 話しかけるとなにごとも起きずに消えてしまいますが、
 別マップに移動して戻ってくると復活している、というイベントです。


【1】
 ・まずマップ選択で「サンプルマップA」に
  切り替えて下さい。

 ・適当な場所にイベントを作成して
  ニワトリの画像を設定
しておきます。
  (ここでは右の画像の位置に設置)


 → 分からないときは、
   ◆新しいイベントを作ってみたい
  【1】〜【5】までの手順をまねてください。

【2】 
 イベントウィンドウの右下にある
 「■コマンドウィンドウ表示■」を
 クリックしてください。

【3】 
 ・「イベントコマンドの挿入」ウィンドウが出てくるので、
   上部タブにある「その他1」を選択して下さい。

 1.下の方にある「イベントの一時消去」を選びます

 2.一時的に消去するイベントを選びます。
   対象が[ このイベント ]であることを確認して下さい。
   ※ここで指定すれば、今動いているイベントとは
   別のイベントを一時的に消すこともできます。

 3.フェードにかける時間を指定します。
   フェードの横の入力欄に[60]と入力して下さい。

   なお、フェード時間は[0]にすることが多いです。
   今回は効果を実感するために指定しました。

  ※ ここでのフェードというのは
    「徐々に消えていく」という意味です。
    フェード[0]にすると、「ぱっ」と瞬間的に消え、
    [0]以上を指定すると、徐々に消えていきます。

 できたら「OK」ボタンを押して下さい。


 ここで指定したのは
 「このイベントを一時的に消去、
  60フレームかけて徐々に消える。」

 というコマンドです。

 今回は入力するのはこれだけです。


【4】
 
右の図のようになっているでしょうか。

 では、マップをセーブして、
 作ったイベントをテストしてみましょう。

 「セーブ(マップ全体)」をクリックした後、
 「テストプレイ」をクリックしてください。
EV_004_2_.jpg(10333 byte)

【5】

作ったニワトリに話しかけます。
なにも起こりません。
しかし、ニワトリのグラフィックが透明になり始めます
1の画像はその途中。半透明です。

60フレーム後(約1秒)、ニワトリは完全に消えました
いままでニワトリがいた場所も通ることが出来ますし、
その場所でクリックしても反応はありません。
イベントは消えました。(画像2)

では、別マップに移動して戻ってきて下さい。
上の方にずっと行くと別のマップに移動しますので、
そちらに一度行って、戻ってきて下さい。(画像3・4)

すると、先程消えたニワトリが復活しています。(画像5)
再度話しかけると、同様に60フレームかけて消えます。
そして、移動して戻ってくれば何度でも復活します。


これで完成です
お疲れさまでした。


なお、この「イベントの一時消去」というのは
あくまで一時的で、今回やったとおり
別マップに移動して戻ってくると、復活してしまいます。

完全に消す(二度と起動しなくする)方法
別稿「◆一度消えたら二度と出てこないイベント」に
記しますのでそちらをご覧下さい。

EV_004_4_.jpg(33639 byte)



【余談】

本稿では効果を実感できるよう、決定キーで起動するイベントに使用しましたが
「イベントの一時削除」は、自動起動イベントで多用されます

詳しくは自動起動イベントの頁に譲りますので、そちらをご参照ください。



<執筆者:ミケ

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