WOLF RPGエディター作品レビュー

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  WOLF RPGエディターで作成されたゲームの紹介です。紹介を行うのは、公式サイトの
 フォーラム内「ウディタで今こんなもの作ってます スレッド」、または「ウディタ作品用アップローダー」や
 「WOLF RPGエディター作品登録ページ」で公開されたものに限ります。

  ゲーム名に[新ウィンドウ]とあるのは新ウィンドウを開くリンクで、[直接DL ?MB]はファイルへの直接リンクです。
 (アップローダーのデータを転載させていただきました、不都合等ございましたら雑談スレッドへご連絡下さい)

  作者名をクリックすると、新ウィンドウで作者の方のサイトが表示されます。
 
2008年 11月17日  レビュアー: SmokingWOLF (WOLF RPGエディター製作者)
DragonTears[直接DL 5MB] 作者:Pの人さん
[ウディコン投稿作品]

 

 竜人の男が繰り広げるストーリー重視の中編RPG。
フル自作システム、フル自作画像のこだわりっぷり!
非常に細部までレトロ調を貫いた造りとなっていて
普通の作品に飽きた方には新鮮な一品だと思います。
プレイ時間は約2時間程度です。

 また、ストーリーに関しても現レビュー作品の中では
トップクラスのデキかもしれません。私自身が
ファミコン世代ゆえかもしれませんが、この作品の
短いひらがなの文には、強い魂が宿ってるような
印象を受けます。読みやすく短い文には
想像力をかきたてる力があるのかもしれません、
様々な意味でレトロ調がハマってる作品と
言えるでしょう。

 また、マップや次の目的地も迷うことがなく明解で、
シナリオ重視RPGとして非常に適切な造りに
なっているという印象を受けました。レベルアップの
必要も特にないので、さくさく進めるのもいいところ。
一見当たり前のように思われるかもしれませんが、
「ちょっとプレイヤーの人に苦労してもらおう」
という気持ちをグッとこらえて、目的に合った
ゲーム構成にするというのは、簡単なようで
意外と難しいことです。この点は、自分のゲームの
主軸がどこにあるかをしっかり意識できているからこそ
できることだと思います。



おむらいすを作る[直接DL 4MB] 作者:えーきさん

プレイ画面

 おむらいすを食べたいメイドさんが、画面右側から
攻めてくる敵を包丁投げで撃破していくという趣向の
ちょっとブラックなマウスシューティングゲームです。
え、いや、冗談抜きで本当にそんな物語ですよ!?
1プレイが約15分ほどで終わるので、
軽く遊びたい方にオススメだと思います。

 操作方法は、方向キーでキャラ移動、
マウスカーソルで狙いを定めて、左クリックで
包丁発射です、左クリック押しっぱなしで
自動連射というのが、地味に親切で助かります。
ただでさえ、お勉強やお仕事で腱鞘炎気味な
皆さんにとって、ボタン操作は少ないに
越したことはないと思いますから。
(右上へ続く)
(左下から続く)
 また、1面クリアごとに攻撃力や発射数を
1ポイント強化できるという成長要素があり、
単調になりがちなゲーム性にメリハリを
加えている点が好印象です。
ゲーム序盤が少しシビアな難易度なのですが、
その反動で、小さな成長のありがたみを
非常に強く感じられるようになっているのが
面白い調整だと感じます。
1点1点は小さな差ですが、ゲーム進行につれて
その積み重ねてきた成長っぷりを
いかんなく楽しむことができるでしょう。

あ、私はメイドさんLが好きです。


たいぷろ〜ぷれ[直接DL 3MB]
[ウディコン投稿作品]
 プレイ画面

 なんとウディタ初のタイピングRPG!
初のタイピング作品なのに、いきなり完成度が
非常に高い一品です。

 移動時やコマンド選択操作はタイピング的な
操作になっているので少し慣れが必要ですが、
最も重要な「タイピングによる戦闘」に関しては、
打鍵の気持ちよさに始まり、細かい演出にも
凝っているところが非常に素晴らしい!
他の細々とした部分も、タイピング練習用の
ゲームとしてのスジを的確に突いていて
非常に好感が持てます。

 なお、このゲームはただ単純にRPGと
タイピングゲームを組み合わせただけに終わらず
「タイピングが苦手な人でも経験値と金を溜めて
装備と道具を整えれば突破可能」という点が、
幅広い人に楽しく遊んでもらうための難易度
調整機能として特筆すべき点だと思います。
タイピングが得意な人は初期装備で
初期Lvのままでも最後まで行けますし、途中で
進めない人はその近辺でレベルアップと称した
「タイプ練習」を積み重ねることになりますから、
タイピング練習ゲームとして非常に完成された
ゲーム構成になっているのです。
難しくて実質的には次のステージに進めなくても
「まだ装備やアイテムが買える」というやり残しが
現ステージにあるだけでもプレイ続行に十分な
モチベーションになりえますから、これは
非常にナイスな融合と言わざるを得ません。

 また、細かいところですが、キー設定で、
例えば「し」を打つ時は「SHI」で打つか「SI」で
打つか、といった具合に、打つキーを自分で
設定できたり、キーボード配列が下部に
表示されていたりと、親切要素も満載。
ただでさえ独自システムで大変なのに、
これらの配慮も忘れていない細やかさが凄い!
タイピングを愛している人にしかできない
作り込みっぷりだと思います、ホント。



2008年 9月6日  レビュアー: SmokingWOLF (WOLF RPGエディター製作者)
   「斬新でありながら完成度の高い2作品をレビューさせていただきました」
ザ★ジンギスカン[新ウィンドウ] 作者:藤田るいふさん

 

 現レビュー作品の中で、現代RPG観に照らし合わせる
限りではもっとも「普通」と思われるRPG。
羊2頭がジンギスカンを作るために駆け回る物語です。
プレイ時間は効率よく回って約40分ほど、システムは
基本システムを独自に改造したものとなっています。

 と、それだけ聞くとただの短編RPGですが、
始まった瞬間から何か矛盾を抱えた面白げな設定と、
キャラを立たせるためにこだわり抜かれたグラフィックの
インパクトには目を見張るものがあります。
最も特徴的なのは、戦闘シーンでも会話シーンでも
バリバリ動く左右の彼女ら!武装を変えれば、
ちゃんとその武器や防具を使う演出に変わるといった
こだわりようは驚きです。というかフィールドでも
ずっと出っぱなしです、これは斬新すぎる。
しかし斬新性を備えながら、それ以外の部分が全く
おろそかにされていない点は非常に好感が持てます。

 戦闘はちょっと頑張る必要がある難易度ですが、ほぼ
全ての戦闘でアイテムが入手でき、それらのほとんどが
物語進行的・キャラ強化的な意味を持つというのも、
ゲームに飽きさせないためによく練られた部分です。
戦闘がただの進行妨害/経験値用ではないという発想は
今後のRPGにおいて必要な考えではないかなと
個人的には思っています。あくまで個人的。

 また戦闘のヒントを得る際には、村人キャラからの
情報収集も重要になるという、実にRPGらしい部分も。
ですが、無駄な情報はほぼゼロですし、村人系キャラも
全員顔付きで魅力的なキャラばかりなので、元より
一通り話さなければ気が済まないってモンです。
こういうところもかなり気合いが入っています。

 謎解き要素を含むボス戦は、初見で死ぬ率が
やや高めですが、直前にセーブポイント完備の上、
全滅した場合にはヒント(答え?)を見られるように
なっているので、ハマりを起こすこともなく安心!
面倒くさくなるとすぐ投げてしまうような、
そんなヌルゲーマーの私には非常に助かります。
こういった気配りが行き届いているのも素晴らしい。
(右上へ続く)
(左下から)

 ただ最序盤の戦闘が少々キツめなので、落ちてる
アイテム収集はお忘れなく。とりあえず、棒っきれとか
満載の肉骨粉がないと始まらないゲーム。

 プレイ時間に対する内容の密度はかなり濃く、
随所にプレイのモチベーション維持のための工夫が
なされている点、ゲーム的な説明やヒントが適切に
配置されている点など、最後まで楽しく遊ばせるのに
十分な勢いを持った、完成度の高いゲームだと
感じました。
うごかせストーン[新ウィンドウ] 作者:145 さん

 プレイ画面

 ウディタの機能を活かして作られたパズルゲーム。
10ステージ+全てクリアすると出てくるExステージの
全11ステージから構成されており、Exステージを
クリアするとエンディングとなります。

 ルールですが、ステージ上に存在するストーンは
上下左右のいずれかのキーを押すと、
押した方向に向かって壁に当たるまで直進します。
その操作を繰り返して、全てのストーンを
ゴール地点に載せるとクリアとなります。
シンプルですが、ストーンが複数になった場合、
その全てが一斉に同方向に移動してしまうので、
そこまで行くと頭の使い所になってきます。
チュートリアルいらずの簡単なルールでありながら、
なかなかに奥が深いパズル性を備えています。

 一見、発想力勝負な小粒作品ですが、このゲームは
それだけにとどまらず、全体的にサイバーな自作画像と
BGM素材でまとめられていて雰囲気がよく
統一されており、非常にセンスを感じさせます。
 こういう部分はゲームの本質ではないものの、
遊ぶ心に火を付ける割と重要な部分だと思います。



2008年 7月20日  レビュアー: SmokingWOLF (WOLF RPGエディター製作者)
  「完成作で、かつ操作性には問題無しと判断した作品をレビューさせていただきました」
ダンジョンシーカー[新ウィンドウ] 作者:すう さん
  
 いきなり身内ですが、マップ・キャラ画像がフルオリジナルの
グラフィックという時点で十分紹介するに値すると思います。
基本システムを流用した作品で、第二のサンプルゲーム的な
位置づけの作品です(と本人が言ってました)。

 内容は、8人のキャラの中から最大4人を選んでパーティを組み
ただひたすらダンジョンの最深部を目指して ときどき相談したり
全滅したりしながら進むバトル&ダンジョンゲームです。
システム自体は、ほとんどが私が作ったものなので、
快適性はそれなりだと思います。その一例としては、
ボタン押しっぱなしで全員の攻撃コマンドを選べるので、
今日の戦闘が多くても安心!すうさんが独自に搭載した
ダッシュシステムも、快適さ向上に大きく貢献しています。

 すうさんのキャラクター絵と、基本的にかわいい印象を受ける
敵キャラ画像(よその素材)と必要十分なキャラ性のおかげで、
飽きっぽい私でもクリアまでの3時間を楽しむことができました。

 ただ私は、基本システムそのまんまだと面白くないからと、
「レベルアップしたら、ステータスに好きに
 ポイントを割り振れるようにしようよ!」
と公開前日にやたら進言していた思い出が甦ります。
でもよく考えたら すうさんとしては処女作なので、
あんまり無理しなくてもいいと思いました。
開発者としては、ちょっと変わった味も楽しみたいなあって
思うこともあるんですけどね、次回作に期待!



ある旅人の手記[直接DL 9.5MB] 作者:えーき さん
  
 これもウディタの可能性を感じられる一作、見下ろし型の
アクションRPGです。とにかく敵を切る!主人公の操作に関わる
特殊なスキルを装備して使いこなす! シンプルといえば
シンプルなんですが、ツボはしっかりおさえている印象でした。
ACTを作ろうと思っている方には一つの見本となると思います。
攻撃モーションが素早いところなんて、個人的に好みです。

 素材はFirstSeedMaterialさんのものなので見栄え良し!
また街の人を抹殺しちゃったり、超強いモンスターと戦ったりと
色々なことができるのも面白い!

 これで、次は8方向キャラグラを駆使してダッシュやら
ジャンプやらがしっかりできるアクションゲームが出てきたら、
いよいよウディタの本領発揮!という感じだと思っています。
ウディタは半マス移動が可能なので、初期イースシリーズの
マネくらいだったらできるかもしれませんね。
Light&Dark[直接DL 2.0MB] 作者:U-1 さん
  
 これはウディタの可能性を感じられる一作です。
世界観としては、白と黒の勢力が云々(略)。
つまるところ要はリバーシ(オセロ)ゲーム!
それ以上に説明が必要でしょうか!
私もCでオセロプログラムを組んだことがありますが、
それをわざわざウディタでやってしまったところが凄い。

 コンピュータ対戦もしっかり実装されていて、
完成度は非常に高いと思います。
タイトル画面で、ちゃんとマウス操作であることを
分からせるような工夫がされていたり、
オープニング・エンディングをスキップできるといった
小さな配慮など、 こういった部分にはゲームを
作り慣れている人だけが出せる渋みを感じます。
こういう小さい配慮は、一見とても何気ないことですが、
優れたおもてなしの精神がないとサッとできない、
意外と難しいことです。 いつも快適さを追求する
自分としては「やるなあ」と言いたくなります。
1プレイはリバーシの1対戦分なので、
サクッと終わりますよ。
ファンタジアクロス[直接DL 4.5MB] 作者: さん
  
 いかにもファンタジーっぽい短編アドベンチャーRPGです。
主人公である妖精さんが、花畑を荒らす何者かを
捕まえるために奮闘する物語です。
ウディタで素状態から作るなら、まずこんな風になるかな、
と思える非常に素直な作品です。
素材にFirstSeedMaterialさんのものを使っていたり、
立ち絵が自作なのがポイント高いですね!
特に立ち絵がいい!今後は本編である
Fantasia Xの開発を予定されているそうで
さらにエンジンかかってきたらどう面白くなってくるかな、
と少し期待しています。

ジャムジャムマーマレード[新ウィンドウ] 作者:アレンさん
  
 同じく短編アドベンチャーRPGなんですが、
一個上のファンタジアクロスとはあまりに正反対。
そのセンスに色んな意味でコーヒー吹いた作品です。
色んな意味で芸術的というか前衛的というか、ギャグに
ミュージカルに色彩と、作者さんの個性が
大爆発しています。
こちらも顔グラフィックはオリジナル!+その他は自作!
「上記で紹介されてきたゲームはどれも薄すぎる!」
と思った方にはよく合いそうです。


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