#因果交錯 第17話-A !se(system)キー3 因果交錯 第17話-A !se(system)キー3 想いの源泉 !v27=1 !v35=1 !v29=3 !v28=2 !v37=0 !v38=1 !v5=0 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(system)キー2 わたしは優秀だ。 !se(system)キー2 学校の成績は常に一番をキープしていたし、 体育でも常に記録を塗り替え続けていた。 !se(system)キー2 でも、それを自慢に思ったことはない。 !se(system)キー2 わたしのこれは、ある意味当然の結果だから、 !se(system)キー2 わたしがわたしになるより以前、 この世界とは違う世界、 !se(system)キー2 歴史も風習も言葉も、何もかも違うけれど、 !se(system)キー2 ほんの僅かな時間だったけれど、 !se(system)キー3 わたしは前世の記憶を持っている。 !wait60 !se(system)キー2 わたしは\r[生まれた,・・・・]ばかりの身で とても大きな役割を持つ事になった。 !se(system)キー2 そこは、人と、竜人の住む世界だった。 !se(system)キー2 \r[天空大陸,そのせかい]でわたしは、 \r[女神,リクレール]様から十五日後に起こる 『災い』を止めるよう頼まれた。 !se(system)キー2 何の関係もない世界だったけれど、 助けなければならない理由もなかったけれど、 !se(system)キー2 見捨てなければならない理由もなかった。 !se(system)キー2 \r[天空大陸,そこ]でわたしは多くの経験をした。 !se(system)キー2 病気で困っている人を助けた。 !se(system)キー2 竜人の砦を攻め落とした。 !se(system)キー2 竜人の子供を助けた。 !se(system)キー2 滅びるはずだった一つの街を守った。 !se(system)キー2 色んな事があった。 !se(system)キー2 最終的に、『災い』の原因を取り除く事ができた。 !se(system)キー2 多くの戦場を共に駆け抜けた\r[相棒,スケイル]が 今もきっと守ってくれている。 !se(system)キー2 必要だったとはいえ、手にかけた命もある。 !se(system)キー2 それでも、 !se(system)キー2 僅かな時間しか生きられなかったけれど、 !se(system)キー3 わたしの\r[命,こうどう]に\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・意味は\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・あった。 !wait60 !se(system)キー2 \r[ナナシ,わたし]が\r[ナナシ,わたし]でなくなって、 \r[ナナシ,わたし]が\r[■■■,わたし]になった時、 とても驚いた。 !se(system)キー2 ごく普通に母親のおなかの中から 産まれた事が一つ目。 !se(system)キー2 \r[天空大陸,かつていたばしょ]とは 似ても似つかない世界だった事が二つ目。 !se(system)キー2 そして、 !se(system)キー3 人が\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・優しくない事が\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・三つ目。 !wait60 !se(system)キー2 かつてこの身に宿っていた\r[トーテム,スケイル]は 肉体的に強いわけではなかったけれど、 それでも普通の人よりも遥かに強い力を持っていた。 !se(system)キー2 その影響なのだと思う。 !se(system)キー2 わたしはこの世に産まれた時から はっきりとした自我を持っていた。 !se(system)キー2 限界まで我慢して結局お漏らしをして、 笑顔の母さんにおしめをかえられた時は、 流石に死にたくなったけれど\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・ !se(system)キー2 それは置いておいて。 !se(system)キー2 自分で行動できるようになってから、 \r[世界,たにん]との差異は明確になった。 !se(system)キー2 歩けない年齢なのに歩き、 喋れない年齢なのに喋れ、 走れない年齢なのに走れた。 !se(system)キー2 皆が揃って神童と喜んだ。 !se(system)キー2 将来何になるのだろうと 物心付いた時にはすでに期待されていた。 !se(system)キー2 それを重荷に思った事はなかった。 !se(system)キー3 けれど\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・十歳の時に\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・それは歪んだ。 !wait60 !se(system)キー2 短い時間ではあったけれど、 多くの悲しみを見、多くの怒りを感じ、 多くの願いを背負い、 多くの喜びを手に入れたわたしにとって、 !se(system)キー2 小学校というのは、小学生というのは、 !se(system)キー2 とても、退屈だった。 !se(system)キー2 無論、\r[天空大陸,むこう]にいた時に得た知識のほとんどは こちらでは使えないものだ。 !se(system)キー2 しかし、学びたい事を学ぶには、 知りたい事を知るには、小学校は幼すぎる。 !se(system)キー2 だからわたしは、 図書館に通ったり、 テレビを見たりして知的好奇心を満たしていた。 !se(system)キー2 また、運動する事も嫌いではなかったので しょっちゅう外を走り回ったりもしていた。 !se(system)キー2 そんな生活を繰り返しているのだから、 知識量の差が広がっていき、成績という形で 明確に現れるのは当然といえよう。 !wait30 !se(system)キー2 天空大陸の人間と この世界の人間には、 若干ながら違いがあった。 !se(system)キー2 考え方、生き方、雰囲気、成績、 何もかも違うわたしに対して、 クラスメートは戸惑っていた。 !se(system)キー2 それは多分、仕方がないのだろう。 !se(system)キー2 リーリルにあった学校でも ある程度の年齢分けはされていた。 !se(system)キー2 自分は大人だと思っていたわたしは、 \r[子供達,かれら]に溶け込む事はできなかったけれど、 それを間違っているとは思わなかった。 !se(system)キー2 けれど、十歳の時、戸惑いは、\r[拒絶,いじめ]に変わった。 !se(system)キー2 戸惑いから、不可解へ、 不可解から、異様へ、 異様から、異質へ、 異質から、恐怖へ、 !se(system)キー2 恐怖から\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・拒絶へ、 !se(system)キー2 分かっている。 !se(system)キー2 人と竜人が相争っていたのも、 \r[偏,ひとえ]に互いが理解できない存在だったから。 !se(system)キー2 分からない。 !se(system)キー2 何故そこまで違う事に対して 過剰に反応するのか。 !se(system)キー2 わたしはどうすればいいのか。 !se(system)キー2 その時、父さんは仕事で遠くに行っていた。 !se(system)キー2 その時、母さんとは付き合い方を把握しかねていた。 !se(system)キー2 仲が悪かったわけじゃない。 !se(system)キー2 頼るという事を知らなかった事もあるのだが、 二歳になったばかりの 二人目の子供の事を気にかけていたからだ。 !se(system)キー2 麒麟児と期待されたわたしの次に産まれた子供だ、 期待しないわけがない。 !se(system)キー2 けれどわたしは、そうなる事はないだろうと 半ば確信していた。 !se(system)キー2 わたしはたまたま前世の記憶を持っていて、 たまたま前世の素養を継いでいたから \r[天才に,こう]なったのだから。 !se(system)キー2 けれど、それを知らない母は 二人目にも大きな期待をかけていた。 !se(system)キー2 悪い事だとは思わない。 !se(system)キー2 我が子を愛さない親、我が子に期待しない親の方が、 ずっと\r[非道,ひど]いのだから。 !se(system)キー2 実際、弟はわたしとは似ても似つかぬ 普通の子供に育った。 !se(system)キー2 最も、ちょっと変わった所もあったのだが、 少なくとも天才と言われるような子供ではなかった。 !se(system)キー2 それで子を愛さなくなるような非道い親ではなく、 それはそれでオッケーと気楽に笑っていたから 何の問題も起きなかった。 !wait60 !se(system)キー2 わたし自身、 両親に相談したり甘えたりした事はなかった。 !se(system)キー2 おおよその事は理解できるし、 分からない事を調べる事もできるから。 !se(system)キー2 けれど、わたしはこの\r[問題,かべ]に、 初めて成す術を失っていた。 !se(system)キー2 恐れもあったのだと思う。 !se(system)キー2 わたしはずっと、 ■■■ではなくナナシとして\r[行動し,いき]てきた。 !se(system)キー2 本当の意味で、わたしは母さんや父さん、弟とは 家族に成れていないのだ。 !se(system)キー2 迷った時に助言してくれた\r[相棒,スケイル]はいない。 !se(system)キー3 わたしは、長く闇の中でさまよっていた。 !wait60 !se(system)キー2 \r[拒絶,いじめ]は中学校に上がってからも続いた。 !se(system)キー2 全ての教科でトップの座に座り続け、 常に大人の目線で物事を見続けていたわたしは、 !se(system)キー2 教師にとっては聞き分けの良い生徒であり、 都合の良い広告塔でもあった。 !se(system)キー2 生徒にとっては絶対に届かない高みの存在であり、 理解できない恐怖の存在だった。 !se(system)キー2 \r[拒絶さ,いじめら]れていたとは言え、 それは暴力的なものではなく、無視であり、 村八分みたいなものだ。 !se(system)キー2 全てにおいて優秀であったから、 \r[復讐,しかえし]されるのが怖かったのだろう。 !se(system)キー2 正直なところ、手を出されていたら、 どうなっていたか分からない。 !se(system)キー2 \r[竜人,いしゅぞく]の子供を助けるために \r[人間,どうぞく]を手にかけたこともあるのだから。 !se(system)キー2 彼らに彼らの理があるのは分かっているが、 直接的な危害を受けてまで 無抵抗でいられるとも思えなかった。 !wait60 !se(system)キー2 それとは別に この頃、\r[■■■,おとうと]が良く突っかかってきた。 !se(system)キー2 理由は分からないけれど、 わたしに\r[勝負,けんか]を\r[挑んで,うって]きた。 !se(system)キー2 内容は様々、鬼ごっこ、かくれんぼ、 だるまさんが転んだ、ばばぬき、神経衰弱、 あやとり、たこあげ、かけっこ、ブランコ、 メンコ、なわとび、しばりっこ等々、 !se(system)キー2 その内容は多種多様だった。 !se(system)キー2 けれど、八歳も年が違う上に、 わたしは神童で\r[■■■,おとうと]はごく普通の子供。 !se(system)キー2 結果は全勝。 十回やって十回勝ち、 五十回やって五十回勝ち、 百回やって百回勝った。 !se(system)キー2 それでも■■■は諦める事を知らず、 わたしに挑んできた。 !se(system)キー2 理由を聞いても、 ただ勝ちたいからとしか言わなかった。 !se(system)キー2 わざと負けようとは思わなかった。 !se(system)キー2 ただ、このひたむきさを前に、 !se(system)キー2 \>\m[67] ズ ル を し て い る よ う で 、\m[0] \m[50]前世の記憶を持っているのが、\m[0]心苦しかった。 !wait30 !se(system)キー2 『ちっとも勝てないなあ』と、 ■■■が言った時。 !se(system)キー2 わたしは初めて\r[前世,ナナシ]の事を話そうと思った。 !se(system)キー2 その時抱いたの感情を、 その時は良く分からなかった。 !se(system)キー2 フェアではない勝負に対する贖罪だったのか、 わたしに挑み続けてくれた事への感謝だったのか、 大人に話すための練習だったのか、 !wait60 !se(system)キー3 それとも、ただ\r[理解し,うけいれ]て欲しかったのか。 !se(system)キー2 わたしの話を聞いた後、 ■■■はしばらく固まっていた。 !se(system)キー2 そして、そのかわいいと言われると すぐに膨れてしまう顔を大きく歪めた。 !se(system)キー2 そして\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・ !wait10 !se(action)跳ね !wait15 !se !wait5 !se(action)殴打 わたしの頬を、思いっきりひっぱたいた。 !wait60 !se(system)キー2 その一撃は、\r[前世と現世,いまま]で受けた どんな攻撃よりも弱いくせに、 わたしの心に、一番深く、突き刺さった。 !se(system)キー2 『知らない』 !se(action)重いドア開け その後放たれた言葉は、心に突き刺さったままの \r[剣,いたみ]を容赦なく押し込み、\r[捻,ねじ]り、\r[抉,えぐ]った。 !se(system)キー2 その時になって、ようやく\r[理解し,わかっ]た。 !se(system)キー2 わたしは、ただ、 泣き言を言っただけに過ぎないのだと。 !se(system)キー2 思うまま、感じるままに生きる子供に、 我慢という言葉も良く分からない子供に、 !se(system)キー2 わたしの言葉の意味など分かるはずもない。 !se(system)キー2 どういった反応をしたとしても、 ずっと覚えていられるはずもない。 !se(system)キー2 謝罪ではなく、 感謝でもなく、 練習でもない、 !se(system)キー2 ただ、苦しみのはけ口を 求めただけに過ぎないのだと。 !se(system)キー2 そんな事にさえ、わたしは気づかなかった。 !se(system)キー2 違う、気づこうとしなかった。 !se(system)キー2 情けなくて、みっともなくて、涙すらでやしない。 !se(system)キー2 いつからわたしは こんなにも未熟になってしまったのか、 !se(system)キー2 \r[ナナシ,ぜんせ]の記憶は本当に\r[■■■,わたし]のものなのか。 !se(system)キー2 \r[あの時,かつて]感じた想いは、 ただの妄想の産物でしかなかったのか。 !se(system)キー2 わたしは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・いったい\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・何なのだ? !wait120 !se(system)キー2 『そんなの\r[知らない,・・・・]。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] お姉ちゃんに勝つのは僕だ』 !se(system)キー2 え\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・? !se(system)キー2 今、何と言った? !se(action)跳ね 呆然と、うつむいていた顔を上げると、 そこには精一杯顔を怒りに染め、 \r[相手,わたし]に指を突きつけている \r[弟,シシト]の顔があった。 !se(system)キー3 『お姉ちゃんに勝つのは、僕だ。\n[2]\n[2]\n[2] だから\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・勝手に負けるなっ!』 !wait30 !se../bgs/(環境)心拍 !wait70 !se(system)キー2 シシトにとってその言葉が どんな意味を持っていたのかは知らない。 !se(system)キー2 けどわたしにとって、 その言葉はとても大きな意味を持った。 !se(system)キー2 わたしが\r[前世,むかし]の記憶を持っているとか、 わたしが大人だとか、 わたしの方が年上だとか、 !se(system)キー2 \r[英雄,ナナシ]とか、 !se(system)キー2 \r[天才,シイナ]とか、 !se(system)キー2 そんなのは一切関係なく、 !se(action)ドア開け \r[ナナシ,おねえちゃん]は\r[シイナ,おねえちゃん]なのだと、言ってくれた。 !wait60 !se(system)キー2 改めて考えてみれば、 わたしには守るべきものがあった。 わたしには戦友がいた。 わたしには敵がいた。 !se(system)キー2 わたしには両親がいた。 わたしには知人がいた。 !se(system)キー3 けれど、わたしを叱りつける人はいなかった。 !se(system)キー2 この時、わたしはこの世界に生まれて 初めて目標が出来た。 !se(system)キー2 \r[弟,シシト]に負けるその日まで強くなり続ける。 \r[弟,シシト]が自慢だと胸を張って言えるような、 そんな\r[姉,シイナ]になりたい。 !se(system)キー2 けれど\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・その想いは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・次の日\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・ !se(action)銃声 あっけなく砕かれた。 !wait60 !se(system)キー2 目にしたのは\r[体,しんぞう]から血を流して倒れている\r[弟,シシト]。 石のように硬直して、何一つ動かない自分の体。 !se(system)キー2 治療する、その事すら頭の中から消え去っていた。 !se(system)キー2 ただ、目の前の現実\r[を,から]\r[拒絶す,にげ]る事しかしなかった。 !wait40 !se(system)キー2 かつてわたしは\r[相棒,スケイル]を宿していた事から 理力の扱いは非常に優秀だった。 !se(system)キー2 そう、\r[だった,・・・]のだ。 !se(system)キー2 救急車が来る直前の段になって、 ようやく体が動いたのに。 !se(system)キー2 わたしの手からは、 !se(system)キー2 治癒も完治も、 !se(system)キー2 一切発動しなかった。 !se(system)キー2 それも\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・当然の\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・理屈。 \n[2]\n[2]\n[2]わたしはナナシの\r[体力,ちから]と\r[知識,ちから]と\r[経験,ちから]を 利用しているくせに、 ナナシの\r[理力,ちから]を全く使おうとはしなかった。 !se(system)キー2 ぶっつけ本番でやろうとして成功してしまうほど、 理力が容易い力ではない事は \r[ナナシの時,ずっとまえ]から知っている。 !se(system)キー2 そして\r[理力,これ]がこの世界において完全に秘匿されている、 あるいはそれほどまでに認知されていない事に 気づいたのは\r[小学生になるよりも,ずいぶんと]前の事だ。 !se(system)キー2 強すぎる力は災いを呼ぶ、 幼い体で耐えられるか分からない、 誰かに見られただけで問題になる。 !se(system)キー2 そんな理屈をこねて、 !se(system)キー2 無意識の内に、 !se(system)キー2 そんな昔から、 !se(system)キー3 拒絶される事から逃げ続けていたのだ。 !se(system)キー3 そして\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・その結果が\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・これだ。 !se(system)キー2 わたしに出来た事は助けてくれとお願いし、 助かってと祈る事だけだった。 !wait50 !se(system)キー2 結論から言えば、シシトは帰ってきてくれた。 !se(system)キー2 一緒に居た\r[女の子,サエちゃん]の心臓が 奇跡的に適合したからだ。 !se(system)キー2 そこにわたしの力も、意思も、一切介在していない。 !se(system)キー2 いや、それはいいのだ。 !se(system)キー2 わたしが許せないのは、 !se(system)キー2 何とかする力を持っていたはずで、 何とかする機会が与えられていたにもかかわらず、 何もできなかった事だ。 !wait80 !se(system)キー3 そしてわたしの生活は一変した。 !se(system)キー2 朝早くに起きると近くの山まで全力で疾走し、 入り組んだ獣道を駆け回り、 時には偶然現れた熊や猪と 真っ向から戦った。 !se(system)キー2 すっかり勘が鈍っていたため 最初は苦戦したけど、 何度か戦う内に苦もなく倒せるようになった。 !se(system)キー2 昼頃になると海岸まで駆け抜け、海を泳ぎ続け、 沖まで出るか、海中に潜って、 誰にも見られることなく理力の訓練を重ねた。 !se(system)キー2 ふかひれは美味しかったけど、アンモニア 臭い肉はとても食えたものではなかった。 後、傷を負った箇所から海水が 染みて死ぬほど痛かった。 !se(system)キー2 夜は遅くまでその日の結果を記して検証し、 また様々な書物を読んで知識を溜め込んだ。 !se(system)キー2 \r[トーテム,スケイル]を宿していた影響なのか、 一日に三時間も寝れば 眠気は全く問題にならなかった。 !se(system)キー2 学校の勉強だの宿題だのは、 授業中や休み時間を使えば あっという間に済んでしまった。 !se(system)キー2 自分への軽蔑も、もう終わらせる。 !se(system)キー2 二度とする\r[時間,ひま]なんか作らない。 !se(system)キー2 相変わらず\r[無視さ,いじめら]れ続けていたけれど それも気にもならなくなった。 !se(system)キー2 いや、そんなくだらない事に 気を割く\r[時間,ひま]も切り捨てたというべきか。 !se(system)キー2 辛いとは思わなかった。 苦しいとは思わなかった。 止めたいとは思わなかった。 !se(system)キー2 わたしの中に、とても大きな目標が出来たから。 !se(system)キー2 シシトを、護る。 !se(system)キー2 傷つけようとする全てから、護る。 !se(system)キー2 何を代価に払っても、何を切り捨てても、 !se(system)キー2 この世界で初めて わたしを認めてくれたあの人を、 !se(system)キー3 \f[70]    絶対に、 !se(system)キー3 \f[70]    護る。 !wait70 \m[400]そ\n[2]\n[2]\n[2]        \m[200]う\m[0]\n[2]\n[2]\n[2]          、 \m[0]\n[2]\n[2]\n[2] 誓 \n[2]\n[2]\n[2] \m[50]っ \n[2]\n[2]\n[2] \m[200]た\m[0] \n[2]\n[2]\n[2] の\n[2]\n[2]\n[2] \m[100]に \n[2]\n[2]\n[2] \m[0]、 \n[2]\n[2]わ\m[300] \n[2]\n[2]た\m[0]\n[2]\n[2]\n[2] \m[200]し\m[0] \n[2]\n[2]\n[2]は\m[300] \n[2]\n[2]\n[2] 、\m[0]\n[2]\n[2]\n[2] \m[100]ま\m[180] \n[2]\n[2]\n[2] た\m[70]\n[2]\n[2]\n[2] 、 \n[2]\c[2]   \n[2]\m[200]シ\n[2]\n[2]\n[2]          \m[0]シ\n[2]\n[2]\n[2]             \m[400]ト\m[0]\n[2]\n[2]\n[2]                    \m[250]を\m[0]\n[2]\n[2]\n[2]           護  \n[2]\n[2]\n[2]        \m[70]れ\m[0]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \m[70]な\n[2]\n[2]\n[2]      \m[200]か\n[2]\n[2]\n[2]      \m[60]っ  \n[2]\n[2]\n[2]        \m[100]た   \n[2]\n[2]\n[2]\m[0]。 !wait30 \n[2]\m[284]わ\n[2]\m[412]た\n[2]\m[284]し\n[2]\m[348] は\n[2]\m[220]だ\n[2]\m[348]れ\n[2]\m[412]し\n[2]\m[0284]い\n[2]\m[412]な\n[2]\m[220]な\n[2]\m[348]ん\n[2]\m[412]の\n[2]\m[284]た\n[2]\m[220]め\n[2]\m[348]に\n[2]\m[220] い\n[2]\m[348]き\n[2]\m[284]て\n[2]\m[412]い\n[2]\m[348]る\n[2]\n[2]\n[2]\m[0] \n[2]\m[284]し\n[2]\m[157]し\n[2]\m[348] と\n[2]\m[157] を\n[2]\m[220]ま\n[2]\m[348]も\n[2]\m[220]る\n[2]\m[284] た\n[2]\m[220]め\n[2]\m[284]し\n[2]\m[348]し\n[2]\m[284] と\n[2]\m[348] は\n[2]\m[284]ど\n[2]\m[220] う\n[2]\m[348]し\n[2]\m[157] た\n[2]\m[284]う\n[2]\m[157]ば\n[2]\m[220] わ\n[2]\m[157]れ\n[2]\m[348]た\n[2]\m[0]\n[2]\n[2] \n[2]\m[090]こ\n[2]\m[157] れ\n[2]\m[220]か\n[2]\m[284]ら\n[2]\m[220]ど\n[2]\m[157]う\n[2]\m[90] す\n[2]\m[284]る\n[2]\m[220]た\n[2]\m[157]す\n[2]\m[90]け\n[2]\m[157]る\n[2]\m[90]む\n[2]\m[284] り\n[2]\m[284]む\n[2]\m[157]ち\n[2]\m[284]ゃ\n[2]\m[90] む\n[2]\m[157]ぼ\n[2]\m[284]う\n[2]\m[220]う\n[2]\m[157]る\n[2]\m[90]さ\n[2]\m[284]い\n[2]\m[0]\n[2]\n[2] \n[2]\m[220]だ\n[2]\m[157]ま\n[2]\m[0]れ\n[2]\m[90]や\n[2]\m[220]る\n[2]\m[0] と\n[2]\m[157]き\n[2]\m[0]め\n[2]\m[0]た\n[2]\m[220]ま\n[2]\m[90]も\n[2]\m[000] れ\n[2]\m[157]な\n[2]\m[90] か\n[2]\m[0]っ\n[2]\m[157]た\n[2]\m[90]く\n[2]\m[220]せ\n[2]\m[157] に\n[2]\m[0]?\n[2]\m[0] !wait50 !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgs(環境)鳥の鳴き声 @700 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]世界で何が起ころうと、 地球は変わらず回り、日はまた昇る、か。 @830 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]詩人だな。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 以前までのキャラクターはどこへやった? @700 ゴミ捨て場じゃねえの? \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @830 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @701 どうすんだよ、この状況。 @833 我に問われてもな、 !se(action)跳ね @830 とりあえず、下に行こう。 !se(action)跳ね @700 そうだな。 !bgs !v5=1 !mvnil !mv中央公園 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx @950 \c[2]くくく、さあ、ナナシよ。 \c[2]\f[48]三\n[2]\n[2]度\n[2]\n[2]目\n[2]\n[2]を、 \n[2]\n[2]\n[2]\n[2]始\n[2]\n[2]め\n[2]\n[2]よ\n[2]\n[2]う\n[2]\n[2]か\n[2]\n[2]? !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait10 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait10 @442 きゃっ! @134 っ! @704 うおわっ!! @831 きゃいん! @121   !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait7 !se(action)雷光 !wait10 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C !wait10 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C !wait10 !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(shooting)撃破B !se(action)爆発音 !wait5 !se(action)爆発音 !wait5 !se(shooting)撃破B !se(action)爆発音 !wait5 !se(action)爆発音 !wait5 !se(action)爆発音 !wait10 !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(action)殴打 !se(action)ドゴン !se(shooting)撃破C !wait7 !se(action)殴打 !se(action)ドゴン !se(shooting)撃破C !wait7 !se(action)殴打 !se(action)ドゴン !se(shooting)撃破C !wait10 !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破B !se(shooting)撃破C !wait10 @950 そらそら、 逃げてばかりではないか?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 先程のように向かってきてはどうだ!? @704 やかましいわ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 寄生虫!! @951 き、寄生虫!?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 言うに事欠いて寄生虫だと!? @705 寄生虫で駄目なら便所こおろぎ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] カマドウマ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \r[蚤,のみ]!! \n[2]\n[2]\n[2]\n[2]ダニ!! ゴキブリ!! @950 \f[48]\c[2]貴様ぁっ!! !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破B !se(shooting)撃破C !wait10 @704 うひゃおうっ!! @831 汝は捨て台詞を吐きたいのか 挑発したいのか一体どっちだ!? @704 俺が知るか!?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] けどなんか言わねえと気がすまねえよ!! @831 それは理解できるが、 もう少し時機を見計らえ!! たとえばズタボロに叩きのめした後で 足蹴にしながらとかな!! @704 了解!! @950 \f[48]\c[2]貴様も殺す!! @1 「「ぎゃああぁぁ!!」」 @442 何やってるんですか!?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 遊んでいる暇なんてないんですよ!? @704 遊んでなんかいねーよ!! @442 大体どうするんですか!?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] このままじゃジリ貧ですよ!? @133 シシト、\n[2]\n[2]\n[2]たすける!! @704 その意見賛成!! @833 だがその為の手段が皆目見当も付かん!! @442 同感です!! @704 姉ちゃんは何か考え\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @701 あれ、姉ちゃんは? @440 そういえば、 @833 先程から姿が見えんが、 @133 !\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] あそこ!! @701 あそこって、 @704 !! @833 何をしておるのだ!? @121   @442 さっきから一歩も動いていないんですか!? @833 いや待て、シイナ殿の事だ、 きっと何か考えが、 @950 \c[2]シャ \f[48]殺ァァァッ!!! !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破B !se(shooting)撃破C !wait30 @440 え? @701 は? @833 何? @130 ? @950 何だと? !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)ドゴン !wait45 !se(action)ドゴン !wait30 !se(action)ドゴン !wait15 !se(action)ズシャアアー !wait40 @121 @833 ちょ、直撃? @701 ていうか、避けようともしなかったぞ。 @442 何やってるんですか!? @133 お姉ちゃん!! @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @950 貴様\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]ふざけておるのか? @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @950 \f[44]\c[2]答えろ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ナナシ!! !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)雷光 !wait4 !se(action)雷光 !wait10 !se(action)雷光 !wait4 !se(action)雷光 !wait10 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C !wait10 !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(action)殴打 !se(action)ドゴン !se(shooting)撃破C !wait7 !se(action)殴打 !se(action)ドゴン !se(shooting)撃破C !wait7 !se(action)殴打 !se(action)ドゴン !se(shooting)撃破C !wait10 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C !wait10 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C !wait10 !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破B !se(shooting)撃破C !wait10 @704 やべえっ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 滅多打ちじゃねーか!? @831 あれでは嬲り殺しではないか!? @133 お姉ちゃん!! @442 シイナさん!! !se(action)ビシッ @950 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]まだ、戦う気は起こらんのか? \n[2]\n[2]\n[2]\n[2]それならばこのまま握りつぶすぞ? !bgm../se/(Action)重いドア開け @704 アイアンクロー!? @831 魔王の筋力では数秒と持たんぞ!? @120 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・ @121   @950 \c[2]\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・貴様、戦う気はないのか!? @121   @950 \c[2]ただ貴様を殺す事だけを願い、 その為だけにここまで来たというのに、 このまま死ぬ心算か!? @121 @950 \f[48]\c[2]ふざけるな!! \f[48]\c[2]もう一度我と 殺しあえっ!! @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・ @950 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・もう、いい。 \f[48]\c[2]ならばそのまま死、 !bgm @1 「炎嵐」 !se(action)シュビー !wait3 !se(action)シュビー !wait20 !se(action)ジュゴー !se(action)爆発音 !wait5 !se(action)爆発音 !wait5 !se(action)ジュゴー !se(action)爆発音 !wait5 !se(action)爆発音 !wait5 !se(action)爆発音 !wait5 @950 ぬおっ!?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 誰だ!? !se(action)ズシャアアー @121 @133 お姉ちゃん!! @441 シイナさん!! 酷い傷っ、治癒治癒。 !se(event)アイテム入手A !wait10 !se(event)アイテム入手A !wait10 @704 リスヒールリスヒール。 !se(event)アイテム入手A !wait10 !se(event)アイテム入手A !wait10 @831 犬ヒール犬ヒール。 !se(event)アイテム入手A !wait10 !se(event)アイテム入手A !wait10 !bgm(タクミ)魔法少女戦 @813 見つけましたよ、魔王!! @950 貴様、鱗類の女か!? @440 誰ですか、あの人? @701 知らねえ。 @833 気配からするとかなり高位の者らしいが。 !se(action)シュイーン @730 大丈夫ですか、みなさん。 @704 \r[女神,リクレール]様!? @831 なぜこのような場所に!? @736 理由はあれです。 @701 あれって、魔王? @730 そうです。 @950 女神まで一緒か!? く\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]このまま 戦うのは厳しいか。 \f[60]\c[2]ナナシ!! @730 え? @810 え? @121   @950 \c[2]\f[48]貴様は 必ず我が殺す!! \c[2]\f[48]首を洗って 待っていろ!! !se(action)跳ね !wait15 !se(action)跳ね !wait15 !se(action)跳ね !wait15 !se(action)跳ね !wait15 !se(action)跳ね !wait15 !se(action)跳ね !wait15 !bgm @813 一時撤退してくれましたか。 @730 助かりました。 !mvnil !v5=0 !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgs(環境)鳥の鳴き声 @700 で、とりあえずはって事でシシトん家に みんなで泊まったんだよな。 @830 もう女神様やスケイル殿は 起きているだろうが、 @700 セトちゃん、ねこちゃん、姉ちゃんはなぁ。 @830 正直、シイナ殿の\r[憔悴,しょうすい]振りは 未だに信じられん。 @700 俺もだよ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] セトちゃんやねこちゃんは 分からなくもねえけど。 !bgs !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)ドア開け !wait15 !mvnil !wait30 !se(action)ドア閉め !wait15 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgm安らぎ @734 おはようございます、リス君、クロウ。 @810 二人とも早いんですね。 @830 おはようございます、\r[女神,リクレール]様。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それと、 @810 スケイルです、よろしくお願いします。 @830 こちらこそ。 @731 それで、あとの方たちは、 @701 それは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] !se(action)ドア開け @120 おはよう。 @134 おは、\n[2]\n[2]\n[2]よう。 @730 おはようございます。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ねこさんと\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] シイナさん、でしたよね? @120 ええ、 @810 えっと、その、 @120 何? @810 あ、いえ、何でもありません。 @731 (スケイル、今は) @810 (分かっています) @701 姉ちゃん、それは? @402 ←それ。 @121 動きたくないって言うから引きずってきた。 @402 先輩が、先輩が、先輩が、先輩が、先輩が、 先輩が、先輩が、先輩が、先輩が、先輩が、 先輩が、先輩が、先輩が、先輩が、先輩が、 @701 まあ、気持ちは分かんなくもねえけどな。 @833 想い人がいきなり魔王になってしまえば、 取り乱しもしよう。 @401 うわ〜ん、せんぱ〜い!!! !se(shooting)撃破C @121 落ち着きなさい。 @401 あう。 !se(action)ドゴン @1 ポテン。 @833 シイナ殿は冷静なのだな。 @121 \f[10]\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]取り乱してシシトが戻るなら発狂でもするわよ。 @830 ? @700 (なあ、クロウ) @830 (何だ?) @700 (今気づいたけど、 いつもより殴る力が強かったぞ) @830 (何?) @700 (冷静に振舞ってるけど、 姉ちゃんもだいぶ引きずってるみたいだな) @830 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]それもそうか) @700 (家族がいきなりあれだもんなぁ) @730 では、改めて自己紹介させていただきます。 リクレールと言います。 @830 \r[女神,リクレール]様はマジカルパレスのトップでもある。 @700 ま、俺たちの総元締めみたいなもんだな。 @402 よろしくお願いします。 @130 よろ、\n[2]\n[2]\n[2]しく。 @120 よろしく。 @734 こちらこそ、よろしくお願いします。 @731 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @700 \r[女神,リクレール]様? @731 あ、いえ、何でもありません。 @730 それで、こっちの彼女が、 @810 はじめまして、スケイルと言います。 @700 俺そっちの姉ちゃんは見た事ねえけど、 \r[女神,リクレール]様の知り合い? @730 そうですね。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]マジカルパレスに 所属しているわけではありませんから、 見た事がないのは当たり前です。 厳密には、 この世界にも所属していないのですが。 @833 は? @810 こことは別の世界で神様をしています。 @704 てことは、女神様と同格!? @811 あ、いえ、経験の浅い未熟者ですから、 あくまで同じく神と言うだけで、 レベルは大きくかけ離れています。 @402 それじゃあ、 何でリクレール様と一緒にいるんですか?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 自分の世界とかは? @810 世界の方は、信頼できる方に 一時的に代行してもらっています。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それで、わたしがこの世界にいるのは、 @730 スケイルは、元々わたしが生み出した存在。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 言わばわたしの子なんです。 @810 ですから、 時々こっちの世界に来ているんです。 遊びだったり、相談だったりと 目的はその時々によって違いますけど。 @400 そうなんですか。 @810 改めて、よろしくお願いします。 @400 あ、はい。 @130 よろ、\n[2]\n[2]\n[2]しく。 @120 よろしく。 @810 はい。 @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]あ、あの、シイナさん。 @120 何? @810 あの、 @730 スケイル。 @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]すみません。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何でもありません。 @120 ま、いいわ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それで、神様二人がここに来た理由は? @402 やっぱり、あれですか? @730 お察しの通り、 あの魔王と呼ばれるものの対処です。 @701 でもあれ一体何なんだよ?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 倒したと思ったらいきなりシシトが 魔王になっちまったぞ。 @400 そもそも、 自分を魔王って言ってましたけど、 @730 そうですね、 皆さんにはそれを知る権利があります。 !bgmサスペンス @810 あれは自らが名乗ったとおり、魔王。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] かつてわたしの居た世界において 竜人たちの指導者の立場にあった存在です。 わたしの居た世界、天空大陸では 人と同等の知能を有する 竜人と呼ばれる種族が居まして、 @120 そんな事はどうでもいいわ。 @810 あ\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @120 わたしが知りたいのは、\c[2]あれ\c[0]が何なのか。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] どうしてシシトがああなったのか。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \c[2]あれ\c[0]をどうにかする術があるのか、よ。 @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]分かりました。 @731 (スケイル) @810 (大丈夫\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]です。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 覚悟はとうの昔に出来ています) @811 (それに、わたしは覚えていますから) @730 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そうですか) @810 あの魔王は、竜人の指導者であると共に、 一種のシステムでもあるのです。 @400 システム、ですか? @810 はい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] わたしが知りうる限り、 三度世に現れています。 この世界におけるものも含めると四度、 いえ、五度ですか。 @701 ゴキブリみてえな奴だな。 @833 白いし、でかいぞ。 @701 けど空飛ぶじゃん。 @833 それはそうだが、 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(shooting)撃破C !wait10 !se(shooting)撃破C !wait10 @704 げふっ!! @831 ぎゃいん!! @120 それで、 @735 あの、いいんですか、あの二人? @120 \f[36]そ、\n[2]\n[2]\n[2]れ、\n[2]\n[2]\n[2]で? @735 かたかたかた @402 女神様も恐れるんですね、 シイナさんの眼光。 @810 魔王を生み出したのはわたしの 先代にあたる神様なんですけど、 あの方はわたしと違い、 人と竜人の共存は無理と考え、 人を根絶するために魔王を生み出しました。 最初の魔王はリクレール様が倒して 事なきを得たのですが、 その結果から、神は二代目以降に ある細工を施したのです。 @400 細工、ですか? @813 はい、呪いとも言うべきシステムを。 魔王は殺されると、 殺した相手に呪いをかけます。 その効果は、 殺した相手を魔王化させる事。 魔王を打倒しうる強力な存在を、 自らの側に引き込み、更なる恐怖をもたらす 恐るべき仕組みです。 二代目を倒したサリムと言う方は、 五十年かけて魔王化してしまいました。 @810 \f[23]もっとも、強靭な意思を持った方だったので、 辛うじて自我を保ち続け、 何とかなったのですが。 @730 \f[23]神も五十年待つのは長く、その間傷を負う 竜人を見ているだけなのは忍びないと 十年位で魔王化するよう 呪いを強化しましたけど。 @400 あれ、でも話からすると 初代と二代目、三代目は 別々の人格なんですよね? @700 そういやそうだな。 @810 あ、いえ、魔王と 呪いによる魔王化は別物でして。 魔王化と呼ばれているのは、 変貌した容姿が魔王に近いというだけで、 魔王になるというものではないんです。 魔王は殺されると、 自らの一部を呪いとして相手に植え付け、 魔王化させるのです。 ただ、その度に魔王を 新しく生み出し直し続けていると、 いくら神とて消耗が激しくなります。 ですから、殺されたら一ヶ月程で 殺した相手の付近に蘇るよう 三代目を生み出した際調整し直したんです。 つまり、竜人の指導者としての魔王を 中心に、魔王化してしまった人たちが 配下に加わっていく、という目論見です。 @701 それ、洒落になんねえぞ。 @731 それはまあ、神とて自らの子らを 守りたいが為に、 そこまで\r[躍起,やっき]になったんですけど。 @402 あの、 @810 何でしょう? @402 どうして先輩が 魔王化してしまったんですか? @700 そういやそうだな。 @830 戦っていたのはシシト一人ではないし。 @810 それは分かりません。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 相性の問題なのかもしれませんが、 @730 実際のところ、二代目の魔王を倒したのは 剣士のゼイウス、賢者のサリムという 二人なんですが、 魔王化してしまったのは サリムという方のみでしたし。 @811 すみません。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] わたしは先代からは神としての 最低限の資質しか受け継いでいないもので、 もう新しく魔王を生み出す心算は ないんですが、 @120 ちょっと待った。 @400 シイナさん? @120 話からすると、あの魔王を倒したら 一ヶ月位かかるはずなのに、 五分と経たずに復活したわよ? それに、性格も同一、 記憶の共有すらあった。 あれは、魔王化したんじゃなくて、 魔王にその存在を奪われたんじゃないの? @700 あ。 @400 そういえば、そうですね。 @830 どういう事でしょうか? @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]分かりません。 @811 すでに生まれてしまい、亡くなってしまった あの魔王については 分からない事だらけなんです。 @731 わたしも、 まさかこのような事態になるとは 思っていませんでしたから。 @400 どうしてそこでリクレール様が 関係するんですか? @830 そうだな、 女神様は我等の世界の神であって、 その世界とは\r[縁,えん]も\r[所縁,ゆかり]も、 @731 それがあるんです。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 三代目の魔王を倒した者を 呼び出したのは、わたしなんですから。 @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]は? @701 呼び出した? @731 はい、三代目の魔王が現れ、 世界が危機に瀕していた折、 わたしは世界の現状を調べました。 その過程でサリムさんが 呪いの浸食を受けている事。 現在ゼイウスさんやサリムさんほどの 猛者は数えるほどしかいない事。 \f[23]そして、その数えるほどしかいない方たちが 何とか魔王を倒しても、その方もまた 魔王化してしまう可能性が非常に高い事も。 @401 て、そこまで分かっていて 何で直接助けようとしなかったんですか!? @731 過度の干渉は彼らの為になりませんから。 @130 かんしょー? @731 確かにわたしが助力すれば、 三代目の魔王を倒す事は難しくない。 ですが、そうすれば人は神に\r[縋,すが]り、 努力する事を放棄してしまいます。 困った事があれば神様が助けてくれる。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何かあっても神様が何とかしてくれる。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 自分がやらずとも神様がやってくれる。 そのような堕落した人を見るのは、 \r[忍,しの]びません。 @120 でも、最初の魔王の時は力を貸した。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] そのはずよね? @730 その通りです。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] そして、それがわたしが天空大陸で 始めて行った干渉でもあります。 @810 それも、二度目の干渉から遡る事 五百年近くも前の事です。 @401 ごひゃっ!? @701 なんつー昔の事だよ。 @730 奇跡はめったに起こらないからこそ、 奇跡というのです。 それで、『意識の海』と呼ばれる場所から、 この状況を打破しうる存在を 呼び寄せました。 魔王を倒したとしても 『意識の海』に帰る事で、 魔王化という呪いの連鎖の 影響を受けず、また魔王自身の 復活をも阻止できる存在を。 結果として、その方は魔王を倒し、 神と対峙し、長年憂いていた 人と竜人の共存をも実現させてくれました。 どれだけ感謝しても、 し足りない事はありません。 @700 けどよ、結局意識の海ってところに 帰しちまったんだよな? @731 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]はい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何一つその労に報いる事もできずに。 誤算だったのは、 魔王が意識の海に落ちてなお その意思を持ち続けていた事です。 @810 なぜ魔王がこのような場所に現れたのか 疑問でしたが、解けました。 ここに、ナナシ様が居ますから。 @830 ナナシ? @120 @700 そういや魔王が 姉ちゃんの事をそう言ってたな。 @810 ナナシ様は、 以前わたしと共に魔王を倒した方ですから。 @736 魔王の目的は恐らく復讐。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 自らを殺したナナシを、殺し返す事でしょう。 @731 その、突然こんな事を言われて 困惑されている事と思います。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] お怒りになるのももっともだと思います。 ですが、できればナナシさんを 否定しないで上げてください。 彼女だって必死に生きてきたんです。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それを否定されては、ましてそれが 自分であるのなら、悲しすぎます。 @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @400 あれ、でも確か、シイナさんは、 @121 確認しておきたい事があるんだけど、 @731 何でしょうか? @120 想いがどうあれ、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 過程がどうあれ、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] いかなる理由があろうとも、 !bgm \c[2]ナナシが魔王を殺したから、 シシトが魔王に呪われる結果に 繋がったのよね? @731 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]はい。 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgs../bgm/恐怖 !wait3 !bgm恐怖 !wait5 !se../bgm/恐怖 !wait4 !se../bgm/恐怖 !wait9 !se../bgm/恐怖 !wait30 @402 ひっ、 @134 うぅ、 @701 うぉっ、 @833 くっ、 @731 あ、 @810 っ、 @121 \c[2]\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そう。 @1 シイナは右手をゆっくりと持ち上げ、 !se(action)ミス !wait15 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C 一気に叩きおろした。 ただそれだけで、 テーブルは真っ二つに割れ、 使い物にならなくなってしまった。 !se(action)学内歩き @121 @402 シ、シイナさん? @121 少し、頭冷やしてくる。 話は\r[盗聴し,きい]ているから、 適当に続けておいて。 !bgm !se !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)ドア開け !wait45 !se(action)ドア閉め !bgs !wait40 @402 行っちゃいましたね。 @701 そりゃあ、なあ? @833 そう易々と 受け入れられる事ではないだろう。 @810 やはり、早すぎたでしょうか。 @731 ですが、 いずれ話さなければならない事です。 @1 「「「自分のやった事で」」」 「「かつての自分がやった事を」」 「先輩があんな事になるなんて」 「「シシトがあんな事になるなんて」」 「「それがあのような結果を生み出すなんて」」 @730 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @1 「「え?」」 @735 あ、あの、今、 @812 とても聞き流せない事を 言いませんでした? @700 あ、そういや女神様たちには 言ってなかったな。 @830 \f[23]先日の魔王との会話から、 どうもシイナ殿は前世の記憶、 ナナシであった頃の 記憶を持っているらしいのです。 @402 魔法も使えますしね。 @701 ほら、前言ったじゃん レベル300オーバーの人見つけたって。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] あれ姉ちゃん。 @735 はい!? @833 先日直接会って頂きたいと 連絡したのがシイナ殿でして。 @812 ではシイナさんはナナシ様なんですか!? @402 多分、そうなるんじゃないでしょうか。 @813 はっ、 こんな事している場合ではありません!! ナナシ様、今行きます!! !bgmちょっとマズい @401 いきなり何なんですかこの人!? @833 人というか、神なのだがな。 @731 仕方ありませんよ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] スケイルはナナシさんに ぞっこんでしたから。 @402 ぞっこんって、 @701 スケイル様って、女だよな? @833 という事は、 @731 はい、そういう事です。 @708 うわ〜おぅ。 @831 ここぞとばかりに鼻血を撒き散らすな!! @813 ナ\n[2]\n[2]ナ\n[2]\n[2]シ\n[2]\n[2]様\n[2]\n[2]〜。 @1 ずりずりずりずり @401 ←引きずられている。 ちょ、みんな喋ってないで止めるの 手伝ってください!! @730 スケイルはあまり運動は得意では ないのですが、ナナシさんの事となると 見境がなくなりますから。 @737 スケイル、立派になりましたね。 @401 そこっ、のんきに子の成長を喜ぶ 親なんてやらないでください。 @730 ですが、実際我が子なわけですし。 @813 ナ\n[2]\n[2]〜\n[2]\n[2]ナ\n[2]\n[2]〜\n[2]\n[2]シ\n[2]\n[2]〜\n[2]\n[2]様\n[2]\n[2]〜\n[2]\n[2]〜\n[2]\n[2]\wh @401 このまま考えなしに突っ込んだら どうなると思ってるんですか!? @813 わたしとナナシ様の愛欲に満ちた日々が!! @708 ばびゅ〜ん!! @831 効果音を口に出すな!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] そもそもそんな効果音では ないではないか!? @401 確実にぼこぼこにされますよ!! @730 ぼこぼこ、ですか? @708 え〜〜? @401 揃いも揃ってさっきの殺気は 丸無視ですか!? うわ〜ん、せんぱ〜い!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] カムバ〜〜〜ック!!!! @402 て、あれ、ねこさんは? !bgm !mvnil !mv海岸公園 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgs(環境)波の音 !bgm静かな時 @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]はあ。 @1 特に目的地もなく歩いてみたものの、 ちっとも気分は晴れない。 それも当然か。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ここにわたしが求めるものは 存在しないのだから。 @121 シシト。 @1 ずっとそれだけを望んできた。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ただそれだけの為に努力してきた。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] たった一つの為に血を撒き散らしてきた。 だというのに、 @121 魔王なんてファクター、 予期できるはずもないけど、 @1 それはあまり関係ない。 イレギュラーであろうとなんだろうと、 果たせないなら意味なんてない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 成し遂げられないなら意味なんてない。 @120 ナナシ\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]か。 @1 本当に、笑ってしまうくらい無様だ。 ナナシであった時は何度か死ぬ思いをした。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 実際に何度も死んだ。 それでも、やろうと誓って、 やり遂げられなかった事なんてなかった。 病気の人を助けようとした時も、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 竜人の子供を守ろうとした時も、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] シイルの街を守ろうとした時も、 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]神を倒そうとした時さえも、 だというのに、 シイナになって決めたのはたった一つ、 シシトを護る事。 その一つさえ、満足に出来やしない。 @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]はぁ。 @1 これからどうする? 決まっている。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] シシトを救う。 どうやって? 分からない。 諦める? 冗談。 @120 手があるとすれば、 リクレール様かスケイルしか 思い浮かばないんだけど、 @1 そもそもあの二人、 本当にわたしの知っている 二人なのだろうか? 特にスケイル。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] あの子はあんな性格じゃなかった はずなんだけど。 @120 まあ、戻れば分かる事、か。 !se(action)跳ね @133 お姉ちゃん!! @120 ねこちゃん? @134 むかえに、\n[2]\n[2]\n[2]きた。 @120 迎えに? @133 シシト、\n[2]\n[2]\n[2]たすける!! @120 方法は? @134 わからない。 @133 でも、\n[2]\n[2]\n[2]あきらめる、\n[2]\n[2]\n[2]や!! @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そう。 @133 うん!! @121 随分気楽に言うのね。 @130 きらく? @1 違うか。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] この子は気楽なんて生き方を知らない。 いつだって真剣に、 いつだって前しか見ず、 いつだって全力で進んでいるんだ。 @121 ふふっ、 @130 ?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] おねえちゃん? @120 なんでもないわ。 @1 どこかで見た事のあるこの\r[直向,ひたむき]さは、 多分わたしがナナシだった頃に 持っていた物だ。 そしてわたしが今持っていない物。 同じ目的でも、その方向性は真逆。 \f[23]希望を信じ、未来に手を伸ばして歩む者。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 絶望を恐れ、現実に糸を張り\r[巡,めぐ]らして歩む者。 @130 おねえちゃん、\n[2]\n[2]\n[2]だいじょーぶ? @120 大丈夫よ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] さっさと帰って、 シシトを救う方策を考えるわよ。 @133 うん!! !bgm !bgs !mvnil !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmファンキー @50 ついにやってしまった、 午前パートでも前後編。 因果交錯 第17話-Aでした。 @11002 ちなみに、冒頭のモノローグの最後は 普通に読めるように出来ていないので、 どうしても読みたい方は、 \f[23]問題の部分を別のメモ帳に転写した後、 "\" "m" "n" "[" "]" "0"〜"9"を 空白に置換すると 読みやすくなると思います。 @813 ようやく真ヒロインである わたしの出番ですね!! @404 先輩は渡しませんよ!! @810 先輩?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 誰の事ですか? @400 え? !se(action)爆発音 @811 わたしの伴侶となる御方は ナナシ様以外に居ないじゃないですか!! @404 そんな事言って、なんだかんだで先輩に 鞍替えするつもりなんでしょう!! @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @813 \>\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]\<はっ。 @401 鼻で嗤った!? @708 てか女同士じゃついてねーから 子供作れねーじゃん。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ここは俺が一つ、 @813 そんなのは飾りです。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 偉い人にはそれが分からんのですよ!! @831 ジオング!? @120 随分キャラ変わったわね。 @813 ←きゅぴーん。 はっ、ナナシ様!! !se(action)跳ね とうっ!! @700 おお、ルパンダイブ! @120 てい、 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C !wait10 @812 きゃんっ!! @50 哀れスケイルは撃墜されてしまうのでした。 !se(action)跳ね @812 って何で撃墜されなきゃ ならないんですか!? @833 復活、早いな。 @730 曲がりなりにも神様ですから。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 指先一つでダウンなんて 笑い話にもなりませんよ。 @701 指先一つじゃなくて\r[拳,こぶし]一発だけどな。 @121 ここは、 『わたしの記憶の中のスケイルを返せ』 とでも言うべきかしら。 @50 台詞が棒読みだぞ\wh @120 二十五年の間に美化しちゃったのかしら? @121 ま、そんな事はいいわ。 @812 そんな事!? @120 それよりもシシトを 助ける事を考えないと。 @812 うわ〜ん、お母さ〜ん!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ナナシ様が苛める〜!!!! @731 えっと、 こういう時はどうすればいいんでしょうか? @50 今まではどうやってたの? @731 その、 相談されたりした事はあるのですが、 甘えられた事はないものでして。 @830 ああ、過度の干渉は為にならんと 言っていたから、ほとんど見守る事しか していなかったのであろうな。 @731 正解です。 @50 ま、それはそれとして、 !se(action)ビシッ @735 スルーされるんですか!? @833 諦めてください、 誰もが一度は通る道です。 @733 あううぅ。 @50 三週間ぶりの次回予告よ! !bgmサスペンス 村上シシトを取り戻す。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] その方法を探し続けているときに それは起こった。 @102 ただいま〜。 !bgmコミカル @50 なんと、 あっさりシシトは帰ってきたのだ!! @401 はい!? @735 何でですか!? @120 帰ってきたのならそれでいいわよ。 @701 とりあえず原因探ろーぜ。 @120 それは当然だけど。 !se(action)跳ね @951 何でも何もあるか!! @401 きゃっ!! @813 魔王!? @951 一体何なのだそやつは!? @833 どうも様子がおかしいな、 何かあったのか? @951 歩いていたらバナナの皮を踏んで滑るわ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 飛んでいたらカラスにたかられるわ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 泳いでいたら昆布が体中に絡まるわ。 挙句犬に吠えられ、鳥に糞をかけられ、 幼女に追い回され、刀を持った男に \r[奇妙な掛け声,シシトコワース]と共に追い掛け回され、 やってられるか!! @50 なんと魔王はシシトの能力 『災難誘引体質』によってとことん ついてない人生を送っていたのだった!! @120 ぷっ。 @950 \c[2]\f[48]ナナシッ!! !se(action)ビシッ @951 ←何もないところで\r[躓,つまづ]いた。 あ。 !se(action)殴打 げふぅ。 @50 しかし、哀れな事に、 その\r[呪い,のうりょく]はシシトを切り離してもなお 魔王の身体に留まり続けていたのだった。 @951 なにいっ!? @100 あ、ほんとだ、能力欄から 『災難誘引体質』が消えてる。 @400 おめでとうございます。 @700 おめでとさん。 @830 おめでとう。 @734 おめでとうございます。 @810 とりあえずは、 おめでとうございますといっておきます。 @120 おめでとう、シシト。 @100 みんな、ありがとう。 @950 こらそこっ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何を雰囲気に浸っておるのだ!? !bgm(環境)サイレン !wait60 !bgm !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破B !se(shooting)撃破C @600 ←\r[撥,は]ねた。 あ。 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)ドゴン !wait45 !se(action)ドゴン !wait30 !se(action)ドゴン !wait15 !se(action)ズシャアアー @951 ←\r[撥,は]ねられた。 がふぁっ!! @600 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @602 さあ、急いで犯人を追わなくちゃ!! !bgm(環境)サイレン !wait60 !bgm !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C @602 ←\r[轢,ひ]いた。 @950 ←\r[轢,ひ]かれた。 ぎゃんっ!! !bgmコミカル @50 次回、とってもアンラッキーマン。 『\r[追手内,ついてない]魔王』 次回は拡大版につきこのタイトル一つで 一時間やるわよ\wh !wait60 !bgmファンキー !se(action)爆発音 @951 やられてたまるか!! @50 じゃあみんな、また次回ね〜。 しーゆー。