#因果交錯 第19話-D !se(system)キー3 因果交錯 第19話-D !se(system)キー3 困惑 !v27=1 !v35=1 !v29=3 !v28=2 !v37=0 !v38=1 !v5=0 !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmなんだこれは @1 セトさんの言葉で、 収まりかけた事態は一気に反転した。 @737 (ナナシさん\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]) @1 あなたは、こうなる事すら、 読んでいたのですか? \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]恐らく、 そうなのでしょう。 @402 \f[23]シイナさんは、 普通よりも圧倒的に強いだけで、 他はわたしたちとそう変わりない人だと 思っていました。 !se(action)ページをめくる でも、『それ』は? @1 セトさんが示したのは、 シシトさんが震える指で、 今もなお持ち続けている紙束。 シイナさんが書いた、ただの紙切れの束。 @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @402 普通の人は人の心なんて読めません。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] なのに、シイナさんは的確に読んで、 紙に書いてわたしたちと会話しました。 普通では、絶対にありえない事ですよね? @102 それは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そう、だけど、 @402 わたしは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]怖いです。 わたしは自分の価値観と意志を持って、 自分が道を選んで生きてきたと 思っています。 でも、それが他の誰かによって 誘導されて、そう選んだと 思わされているのだとしたら。 わたしの人生って、何なのでしょうか? @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @402 先輩は\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] 怖くないんですか? @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]怖いよ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] でも、\n[2]\n[2]\n[2]それでも、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 姉さんが助けてくれたんだから、 @402 否定は出来ない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]ですか? @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]うん。 @402 その思いさえ、シイナさんに 操作されているかもしれないのに、 ですか? @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @402 先輩\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @833 あ〜、二人とも、少しは冷静に、 @402 これでも、冷静でいるつもりです。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それでも、怖いんですよ。 @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @402 スケイル様、 シイナさんは、昔からこんな事が 出来たんですか? @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]いいえ。 @813 \>・・・・・・いいえ。\< ですが、わたしはそれでもナナシ様に 会いたいです。 @402 それは、ナナシであった時のシイナさんを、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 心が読めないシイナさんを 知っているからですか? @813 いいえ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]それを知ってもなお、 ナナシ様を愛しているからです。 @402 そう、\n[2]\n[2]\n[2]ですか。 @813 あなたたちは、 ナナシ様が傍にいて欲しくないと? @402 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] 心を覗かれるのは、怖いですから。 @813 そうですか。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それはつまり、ナナシ様は探さない、と。 @402 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @731 スケイル。 @813 理解できないとは、言いません。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それでも、納得は出来ません。 @402 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @813 少し、下で考えさせてください。 @100 え? @813 あなた方を説得するか、\n[2]\n[2]\n[2] それとも一人ででも探し続けるか、\n[2]\n[2]\n[2]を。 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)ドア開け !wait45 !se(action)ドア閉め !wait30 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !bgs../se/(action)学内歩き !wait6 !bgs !wait10 !bgs../se/(action)学内歩き !wait6 !bgs !wait10 @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @402 先輩。 @130 シシト、\n[2]\n[2]\n[2]おねえちゃんは? @102 うん\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] どうするべき、\n[2]\n[2]\n[2]なのかな。 @730 ねこさん、少し休憩しましょうか。 @130 きゅー、\n[2]\n[2]\n[2]けい? @730 はい、根をつめすぎるとかえって 分からなくなりますから。 @130 ?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] でも、\n[2]\n[2]\n[2]おねえちゃんは? @730 その為の休憩ですよ。 @130 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]でも、 @730 ねこさん。 @134 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @130 \>・・・・・・\<わか、\n[2]\n[2]\n[2]った。 @730 シシトさん、セトさん、 わたしもねこさんと一緒に一階に降ります。 @402 あ、はい。 @102 ねこの事、よろしくお願いします。 @730 クロウ、あなたも 少し席を外すべきでしょうね。 これは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]彼らの 問題ですから。 @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]分かりました。 @830 \>・・・・・・分かりました。\< ではセト、我はしばし席を外す。 @402 分かりました。 @730 そうそう、相変わらず 燃え尽きているリスも \r[銜,くわ]えて来てください。 @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]わたしが、ですか? @730 何か不満でも? @833 \r[女神,リクレール]様が持った方が簡単なのでは? @730 簡単\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] 確かに、簡単に楽になるでしょうね。 @833 は? @734 彼の蛮行、 わたしが何も思わずにいると思うのですか? @831 た、ただちに運搬しますっ!! @734 少々強めに噛んで構いませんよ? @831 了解!! !se(action)ビシッ @720 \f[12]はうぁっ!! @833 ふがふが。 (訳)硬くて噛み難い、 さっさと降りて放したいぞ。 @730 \f[23]シシトさん、セトさん。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] スケイルは自身の世界の事もあって いつまでもこちらに居る訳にはいきません。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 決断はお早めに願います。 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)ドア開け !wait15 !mvnil !wait30 !se(action)ドア閉め !wait30 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx @830 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]\r[女神,リクレール]様、 よろしいでしょうか? @730 何ですか? @830 あれで良かったのでしょうか。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] あの二人は、恐らく。 @730 例え、いかなる決断を下したとしても、 わたしたちにそれを 否定する権利はありません。 @833 それは、そうですが。 !bgmコミカル @734 ところでクロウ、 あなたどれだけ減給されるか分かってます? @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]は? @734 魔王戦後、周囲の警戒をするでもなく リスとおしゃべりに\r[興,きょう]じ、 サポーターであるというのに シイナさんの部屋に向かったセトさんを 大した理由もなくスルーして、 はてさて、過去の失態も調べ上げると どれだけ減給されるのでしょうね? @831 そ、それだけはっ!! @734 これまで以上の努力を期待しますよ? @831 は、はいっ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 我が心身が擦り切れる覚悟でっ!! @730 まあ、流石にそこまで 無体な事はしませんけどね。 @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]は?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 冗談ですか? @730 ええ。 @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]はぁ、心臓に悪い。 !bgm @730 とまあ、あなたの意志を 軽く捻じ曲げて見たわけですけど。 @833 え? @730 今のシシトさんたちは 今のあなた以上の重圧にあるはずですよ。 @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]あ。 @737 問いただす人はおらず、叫ぶ事すら出来ず、 ただただ怯える事しか出来ないのですから。 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]ナナシさん) !bgmサスペンス @813 リクレール様、 一つ聞いてもいいでしょうか? @730 何ですか、スケイル? @813 リクレール様はどう思っているのですか? @737 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]必然、でしょうか。 @810 必然、ですか? @737 元来、英雄とは日常では不要な存在です。 \f[23]障害を取り除く為の絶大な武力、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 目的の為に突き進む強い意志、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 様々な事態に対応する為の深い知略、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 勝利を呼び込む天運、 何を持っていて、 何を持っていないのかは この際関係ありません。 ただ明確に言える事は、 その殆どが平和な世の中では 必要ではないという事。 そして、一般の方には 到底持ちえぬ力だという事。 それ故に、人は敬い、羨み、恐怖する。 英雄とは戦場で望まれ、 日常で疎まれるもの。 幾人かの親しい人は庇うでしょうが、 それでもその人となりを知らぬ 大多数の人は拒絶します。 まして、ナナシさんは その親しい人たちにも本心を隠して、 その上で恐怖を残した。 彼らの反応も\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]必然でしょう。 @813 では、ナナシ様の事は? @737 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @830 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]女神様? @813 リクレール様\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]もしかして、 @730 どうしました? @813 ナナシ様の行動、知っていたのですか? @730 いいえ、知りませんでした。 @810 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そう、\n[2]\n[2]\n[2]ですよね。 @811 すみません。変な事を聞いてしまって。 @737 いいえ、あなたの ナナシさんを想う気持ちからすれば、 分からなくもありません。 @731 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そう、 わたしはナナシさんがどのような行動を 起こすのかは聞いていなかった) @1 嘘ではないが、真実でもない。 @737 (ナナシさん) @1 自分の願望を素直に告白するのなら、 この家の中にナナシさんがいて欲しかった。 \f[23]シシトさんが助かった時の それまでずっと保ち続けていた 意識を失うほどに安堵した顔を、 見続けたいと思った。 けれど、それを選択するのは わたしではなくナナシさんだ。 そして、その決断を受け入れるか 拒絶するかを選ぶのも、わたしではない。 だから傍観者になって欲しいという 提案を受け入れた。 この問題において、 わたしは関係者ではない。 わたしは、 あくまで魔王討伐に来たのであり、 その脅威はすでに去った。 \f[23]正直なところ、頼んできた内容が 『わたしが家を出るのに賛同しろ』 であったのなら受け入れる事も なかったでしょう。 けれど、わたしは信じた。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 最後にはシシトさんたちが受け入れると。 @737 (しかし\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]) @1 これほど威力のある爆弾を用いるとは、 思わなかった。 !bgm !mvnil !mv警察署コンピュータ室 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgm黄昏 @120 それにしても、 悪田組蔵なんてうってつけの人が いたから助かったわ。 @1 この情報がなければ、 二〜三ヶ月なんて書けなかった。 渡りに船というべきか、 不幸中の幸いというべきか。 @121 心情的には、後者なんだけど。 \f[23]ねこちゃんを拾った事で 思わぬ時間短縮が出来た。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 正しく、世の中何処で何が繋がっているか 分からない、という事ね。 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー3 !wait18 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー3 !wait12 !se(System)決定 !wait20 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー3 !wait10 !se(System)決定 !wait19 !se(System)ピロロロリン !wait10 @120 これで、データの吸出しは完了、と。 @1 後は知識を吸収して、 必要な設備を手に入れて、 目的に合わせて調整して、 @120 作って、捨てるだけ、か。 @1 死ぬ為だけに生み出される命。 @120 我ながら、業が深いわね。 @1 まだ存在すらしていない命だけど、 @120 あなたが生きたいのなら、 わたしを殺す事ね。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 村上シイナ。 !bgm !mvnil !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmタイトル画面 @1 わたしにとって、 ナナシ様は英雄の一言では とても言い表せない人です。 全く見も知らぬ病に\r[臥,ふ]した人を 見過ごせずに、高価な薬を無償で与え、 敵対していた\r[竜人,ひと]であっても 無用な殺生をせず、逃げるままに見逃し、 力なく怯えている子供を守る為に、 例え\r[人間,どうぞく]であっても刃を向け、 言葉の通じぬ異世界から迷い込んだ人の為に、 わざわざ翻訳機能のついた指輪を手に入れ、 滅びる運命にあった一つの街を守る為に、 勝ち目があるかすら分からない魔王に 戦いを挑んだ。 わたしはずっと、 誰よりもお傍でナナシ様を見ていました。 だからこそ、分かる事があった。 ナナシ様は時折、 うらやむかのように 人々を見る時があった。 \f[23]元気に走り回る子供、 鍛錬に励む兵士、 客を呼ぶ宿屋の店員、 店の前で何を買うか悩む客、 何故そんな目で見ていたのか、 その時は良く分からなかった。 分かったのは、 ナナシ様が意識の海に帰ってからだった。 彼らは生きている。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] けれど、ナナシ様は生きていない。 消えるはずだった人々、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] しかし消えずに残った人々。\n[2] 消える運命にあったナナシ様。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] そして、その通りに消えてしまったナナシ様。\n[2] ナナシ様は世界を救った。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] けれど、その中にナナシ様自身は 含まれていなかった。\n[2] 理屈は分かる。 神からその権能と、 わずかばかりの知識を得たのだし、 分からないわけではない。 納得出来るわけではないが、 理解は出来る。 けれど、一番努力した人が その成果に報いることなく 逝ってしまった事に、悔いは残った。 それを、ナナシ様が消える前に 知ったとしても、わたしにはどうする事も 出来なかったのは事実だ。 ナナシ様に選べたのは二つだけ。 人々を救って逝くか、\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 人々を救わずに消えるか、 その中でも、ナナシ様は 恐らく最上といっても 過言ではない選択をした。 人々は消えず、 竜人とも共存出来、 流血は最小限に食い止められた。 その証であるかのように、 今もなお天空大陸は平和で、 『人々』の間に笑顔が絶えない。 そんなナナシ様を、誰よりも傍で見続け、 共に歩んできて誇らしく思う。 けれど、心に出来た\r[空隙,くうげき]は消えずに ずっと声を上げていた。 \f[23]ナナシ様にあいたい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ナナシ様に会いたい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ナナシ様に遇いたい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] ナナシ様に逢いたい。 しかし、天空大陸を見捨てるなど 出来るはずもない。 あの世界はナナシ様が必死になって、 歯を食いしばって、多くはなくとも 少なくはない血を流して掴み取ったもの。 それを捨てるなど、 誰よりもナナシ様を知っているわたしに、 出来るはずがない。 だから、わたしに出来たのは 誓いを一つ立てる事。 ナナシ様の来世に、 巡りあう事。 例えナナシ様がわたしの事を 覚えていなかったとしても、 叶う限りの時間、ナナシ様の傍にいる事。 けれど、実際に出逢ったナナシ様は わたしの事を覚えていてくれた。 嬉しくて、愛おしくて、涙が出そうだった。 今のナナシ様にとって、 わたし以上に大切な存在が居ても、 それは揺るがなかった。 以前のナナシ様とは、 幾分性格が違っていても、 それは揺るがなかった。 ナナシ様が、 人の心を読めると知って、 それでも揺るがない。 以前と違い、 わたしは常に共に 居られるわけではないけれど、 それでもわたしの忠誠と愛は、 ナナシ様と共にある。 !bgm !mvnil !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmサスペンス @1 わたしにとって、シイナさんは 憧れの人だった。 およそ思いつく限り出来ない事はなく、 涼しい顔をして様々な事をこなしてきた。 嫉妬しなかったわけではなかったけれど、 叶わないという諦めも強かった。 わたしじゃああの人には届かない。 流石に、あの人が何の努力もなく あの高みにいるとは思わなかった。 ただ才能に満ち溢れている、 の一言で済ませられるような 次元ではなかったから。 当然、努力もした。 けれど、努力すればするほど、 近づこうとすればするほど、 わたしとシイナさんの間にある 絶望的な差をまざまざと見せ付けられた。 魔法使いへのスカウトを受けたのも、 この劣等感が多分に影響している。 これでシイナさんに 勝てる部分が出来た、と。 しかし、それでもわたしは勝てなかった。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 逆に負ける要素が新たに 追加されただけだった。 なぜここまで躍起になるのか、 最近まで良く分かっていなかった。 分かったのは昨日、 シイナさんが先輩への想いを口にした時。 同じ人に恋する者として、 負けたくないという気持ちが その原動力だったのだ。 そして、今わたしがシイナさんに 持っている感情は、複雑です。 \f[23]前世が勇者なんてずるいという嫉妬。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何故わたしに\r[機会,チャンス]を与えるのかという疑問。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 勝ち逃げは許さないという意地。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 先輩を救ってくれた事にたいする感謝。 そして、 このまま消えてしまえという \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]悪意。 自分の中に、ここまで醜い感情が 芽生えるなんて思っても見なかった。 そこに、 心を読まれているという \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]恐怖が加わった。 \f[23]わたしは怖い。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 怖くて怖くてたまらない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何故そんな事が出来るのか分からない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 分からないから\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]怖い。 !bgm !mvnil !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmstation @1 おねえちゃん、\n[2]\n[2]\n[2]いない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] さびしい。 さびしいと、\n[2]\n[2]\n[2]くらい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] くらいと、\n[2]\n[2]\n[2]さむい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] さむいと、\n[2]\n[2]\n[2]こわい。 シシトにあうまえにもどる。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] さびしくて、\n[2]\n[2]\n[2]くらくて、\n[2]\n[2]\n[2]さむくて、\n[2]\n[2]\n[2]こわいの。 さびしいの、\n[2]\n[2]\n[2]くらいの、\n[2]\n[2]\n[2] さむいの、\n[2]\n[2]\n[2]こわいの、\n[2]\n[2]\n[2]や。 シシトがなくの、\n[2]\n[2]\n[2]や。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] セトがこまるの、\n[2]\n[2]\n[2]や。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] おねえちゃんに、\n[2]\n[2]\n[2]あいたい。 おねえちゃん、\n[2]\n[2]\n[2]こわい、\n[2]\n[2]\n[2]けど、\n[2]\n[2]\n[2]あったかい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] つめたい、\n[2]\n[2]\n[2]けど、\n[2]\n[2]\n[2]やさしい。 おねえちゃん、\n[2]\n[2]\n[2]どこに、\n[2]\n[2]\n[2]いるの? !bgm !mvnil !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmサスペンス @1 我は、シイナ殿の事はそれほど詳しくない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 故に今回の一件どう接するべきか 決めかねている。 もし家族に危機が及んだ時、 それでも法を優先するかと問われ、 我は即答できなんだ。 今でも、こうすべきだと断言できない。 \f[23]身内と言えるほどに法に殉じているわけでもなく、 法だと言えるほどに身内を軽視するわけでもなく、 ありていに言えば、中途半端なままだ。 そんな我が、 深き\r[縁,えにし]が結ばれているわけでもない我が どうこう決めていいはずもない、か。 そうだな。 シイナ殿が過去何者であったのかとか、 シイナ殿が人を殺したからとか、 シイナ殿が心を読めるからとか、 例えどうであったとしても、 我に彼女との付き合い方を 他人に強制できるはずもない。 やはり\r[女神,リクレール]様の言うとおり、 シシトとセトに任せるべきだろうな。 !bgm !mvnil !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgm @1 我輩はリスである。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 名前はリス。 !mvnil !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx @1 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]あれ?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 俺の出番これだけ? !bgm !mvnil !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmサスペンス @737 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]) @1 記憶の中に残されている、 ナナシさんの書き残した言葉を思い出す。 @737 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]なるほど) @1 良く出来ている。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 改めてそう思う。 まず第一に、 個人を指定しての言動が極端に少ない。 !se(action)ページをめくる @1 『これを見ているって事は、 わたしを探しているって事ね』 !se(action)ページをめくる @1 『それにしても、 随分と散らかしてくれたものね、 スケイル、リス君』 最初のスケイルとリスについては、 スケイルのナナシさんへの執着を 見れば想像は容易い。 リスについても、仮に最初に 暴走しなかったとしても、女性の部屋に 居て最後まで暴走しないはずがない。 !se(action)ページをめくる @1 『ほっとしているところ悪いけど、 他のみんなも共犯よ?』 そして、そこを言及すれば ナナシさんの怖さを理解している人で 必ず安堵を口にする人が現れる。 !se(action)ページをめくる @1 『意志薄弱』 逃げられないと知りつつも、 それでも逃げたいと口にする人も、 当然出てくる。 !se(action)ページをめくる @1 『まあ、今に始まったことじゃないし。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それはいいとして、 何でわたしを探しているの?』 !se(action)ページをめくる @1 『スケイルは言わなくても分かる』 問われれば一番強い執着を示す スケイルが一番最初に答える。 !se(action)ページをめくる @1 『シシトは?』 !se(action)ページをめくる @1 『それは、他のみんなに 聞けば分かったと思うけど?』 !se(action)ページをめくる @1 『事実よ』 シシトさんが持つ疑問は、 自身のイメージのずれ。 !se(action)ページをめくる @1 『事実。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] シシトを愛してるって言うのも、 自分を殺そうとしたのもね』 そしてそう言えば 何故という疑問が湧き起こる。 !se(action)ページをめくる @1 『動きにくくなるから』 !se(action)ページをめくる @1 『関係性が薄い方が動きやすいから』 !se(action)ページをめくる @1 \f[23]『わたしがそういう感情を 持ってるって知られると、 弱みを掴んだって笠に着て 突っかかってくる奴がいないとも限らないし』 !se(action)ページをめくる @1 『売られたら世界中のどこの誰が相手でも』 !se(action)ページをめくる @1 『もうやったわよ』 !se(action)ページをめくる @1 『戸籍改竄で、 少なくとも日本に売ったわね』 この辺りは事情を知らないから いまひとつイメージしづらいけれど、 浮かぶ疑問はほぼ特定できる。 !se(action)ページをめくる @1 『一応、そこも安全になったわけだし。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] リフレッシュしたいって言うのは本当よ?』 !se(action)ページをめくる @1 『ええ』 !se(action)ページをめくる @1 『勝者の余裕』 そして旅に出ると話を戻す事で、 先ほどまでの話題を終了させると共に、 自然に疑問の方向性を限定させる。 !se(action)ページをめくる @1 『せっかく戻ってきたんだし、 少しぐらいセトちゃんにも 恵んであげないと、ね』 !se(action)ページをめくる @1 『がんばってポイント稼いでおかないと、 すぐ貰っちゃうわよ?』 !se(action)ページをめくる @1 『くすくすくすくす』 !se(action)ページをめくる @1 『わたしらしいでしょ?』 !se(action)ページをめくる @1 『くすくすくすくす。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] まあ、二〜三ヶ月ぐらいは のんびりしてきてあげるから』 !se(action)ページをめくる @1 『精々無駄な努力でもしてなさい』 一連の会話はナナシさん主導でした。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 冷静さを奪い、怒らせる事で 疑問を持たせないようにした。 !se(action)ページをめくる @1 『気は済んだ?』 そして、この一言で残った激情を 全て吐き出させ、また周りの疲労も 増加させる事で質問の多様性を奪う。 \f[23]分からなかったのは、 何故このページの直前までを、 白紙のみを取れるように 調節出来たのかという点。 それも、実際に紙を調べて分かった。 気は済んだ? と書かれた紙以降の数枚は 紙質が違った。 容易く破かれないよう 強度の高い紙に変わっていた。 セトさんの腕力、握力から おおよそ一度に取れる紙の量は 推測できたのでしょう。 その上で、予想以上の紙を 取って破こうとしても 破れないよう対策も施した。 足りないなら足りないで、 数枚めくれば良いだけの話ですし。 まあ結果として、 ナナシさんの予想通りの枚数の紙を取って、 破り捨てたわけなのですが。 !se(action)ページをめくる @1 『まあ、そういうわけだから。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 二〜三ヶ月ぐらいで帰る予定よ』 ここで話を完全に戻し、 さらに会話の方向性を限定させた。 !se(action)ページをめくる @1 『それを言ったら追いかけてくるじゃない』 当然真っ先に抗議するであろう スケイルに対する対応。 いや、主語がない以上、 スケイルでなくても問題はなかった。 !se(action)ページをめくる @1 『まあ、そういうわけだからシシト』 !se(action)ページをめくる @1 『今のうちにのんびりしておきなさい。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 帰ったらまたきつい修行してあげるから』 !se(action)ページをめくる @1 『軟弱』 \f[23]きつい修行と聞いて 喜ぶ性格でないなら拒むのは道理、 そしてその言動に対しての言葉なら ベストな選択ですね。 !se(action)ページをめくる @1 『ええ』 \f[23]ここで新たな疑問を浮かべるのは、 事情を知っていて、 今まで客観的に見ていたもの。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] であるならクロウが最有力だ。 そして、クロウが疑問を浮かべるのなら、 個人的なものではなく、もっと広義なもの。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] この場合は殺人犯の事になる。 !se(action)ページをめくる @1 『その心配は要らないわよ』 !se(action)ページをめくる @1 『リュウゾウを殺したのが、 わたしだからよ』 この事を、ナナシさんは 誰にも話していなかったのでしょう。 !se(action)ページをめくる @1 『目、悪くなった?』 だから、この疑問は当然。 !se(action)ページをめくる @1 『見たとおり、書いたとおり、 わたしが、相良リュウゾウを殺したの』 !se(action)ページをめくる @1 『だから、今\r[アクアフロート,そこ]は安全よ』 !se(action)ページをめくる @1 『じゃあ、二〜三ヶ月後に』 そして、ここで会話を終える。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 殺人を犯した事に対する言い訳も、 何故殺したのかの言及も、一切せずに。 \r[禁忌,タブー]を犯してなお、 何も変わらぬいつもの雰囲気で。 確かに、怖いだろう。 今日のご飯は何にするかと聞くかのような、 普段となんら変わらぬ調子で 人を殺したと語るのだから。 仮に、殺したのが何の縁も所縁もない 一般人だったとしたら、拒絶して 終わりだったのかもしれない。 だから、受け入れられた。 そして、新たな証拠を探そうとして、 そもそもこの会話が紙切れに 書かれた物だと思い出し、 恐怖が、みんなを支配した。 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]結論から言えば、 恐らくナナシさんは 人の心が読めるわけではない。 \f[23]あれは十中八九、 人並みはずれた洞察力と、 優れた意識誘導技術を持って 作られたものだ。 とはいえこの結論は、 現状の打破になんら寄与するもののない 結論だ。 むしろ、もっと悪い方向に 動きかねない爆弾だ。 確かに、心は読めない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] けれど、行動を推察し、望む方向に 動かす技術を有する事に変わりはない。 ただ心が読めるだけなら、 ある程度書く事は出来る。 しかしそれだけでは、あそこまで 望むとおりに誘導する事はできない。 いや、単に意識誘導技術だけを 持っていたとしても不可能だ。 点と点を結び、線と為さねばならない。 その時々の心を読むという『点』だけでは、 無理なのだ。 \f[23]その人の人となりから、 どう言えばどう反応するのか、 ある行動をさせる為に何をすれば良いのか という『線』を認識できなければならない。 そういう意味において、 ただ心を読むだけよりもなお 恐ろしい事なのだ。 ここに、真実心を読む力を 持っていたらと思うと背筋に冷たい汗が伝う。 けれど、この力は恐らく ナナシさんであった時から その片鱗はあったのだろう。 \f[23]深い洞察力は戦場において 無くてはならぬものだし、 相手の意識を自分の思うように 誘導できればそれだけ戦い易くなる。 それを、目的の為に鍛え、 磨き上げたのでしょう。 唯一つ、シシトさんの笑顔を護るという、 それだけの為に。 @737 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]) @1 ナナシさんにとって、 これが最善の道なのでしょうか。 頭の中にいくつもの疑問がよぎる。 けれども、わたしが部外者である事に 変わりはなく、 やはり全ての鍵を握るのは、 シシトさんでしょうね。 !bgm !mvnil !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmサスペンス @1 ぼくにとって、 姉さんはどんな存在なのだろう。 何でも出来る人、 理不尽の固まり、 冷たい人、 意地悪な人、 厳しい人、 少し思い出したけど、 小さかった時はそれほど厳しくなかった。 おぼろげでしかないけれど、 もっと小さかった頃は意地悪でもなかった。 時と共に、姉さんは厳しく、冷たくなった。 けれど、他のみんなが言うとおりなら、 そうではなかった事になる。 姉さんは、今も、昔と変わっていない? 接し方は変わっても、 思いは変わっていなかった? 分からない。 姉さんが何を考えているのか、 全く分からない。 姉さんは僕らの事は 何でもお見通しとでも言うかのように、 この場にいないにもかかわらず会話できるのに、 ぼくには、姉さんが何を考えているのか、 全く分からない。 今の姉さんが、分からない。 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]じゃあ、昔は? 最近は、 厳しくて意地悪だった。 中学生の時は、 厳しくはなかったけど意地悪だった。 小学生の時は、 意地悪でもなかった。 小学校でも、最初の頃は? いや、もっと前、小学校に入るより以前。 あの頃は、十年以上前になる。 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]ぼくが撃たれて、少し経った頃? !mvnil !v5=1 !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgm黄昏 @1 『\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]おねえちゃん』 @120 『シシト?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 子供はもう寝る時間よ』 @1 『うん\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]』 @120 『\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]どうしたの?』 @1 『怖い夢、見た』 @120 『怖い夢?』 @1 『全部真っ赤で、熱くて、 寒くなってく、夢』 @120 『っ、\n[2]\n[2]\n[2] \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]それで?』 @1 『一緒に、寝て欲しいの』 @121 『\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]母さんは?』 @1 『ううん。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]おねえちゃんがいい』 @120 『\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]』 @1 『だめ?』 @121 『はぁ、 !se(action)ミス @120 \>『はぁ、\<いらっしゃい』 @1 『うんっ!』 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait8 !se !se(action)学内歩き !wait8 !se !se(action)学内歩き !wait8 !se !se(action)学内歩き !wait8 !se !se(action)学内歩き !wait8 !se !wait15 !se(action)ミス @120 ←シシトを持ち上げる。 『もう夜も遅いんだから走らない』 @1 『は〜い』 @121 『全く、子供なんだから』 @1 『ぼく、子供?』 @120 『子供よ』 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 @1 『高い高い〜』 @120 『ただ抱えているだけなんだし、 そこまで高くないわよ』 @1 『もっと高く、出来るの?』 @120 『そりゃあ、ね』 @1 『やって』 @120 『もう遅いって言ったでしょう』 @1 『やって』 @120 『駄目』 @1 『やって』 @120 『駄目』 @1 『う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』 @120 『あんまりわがまま言うと 放り出すわよ』 @1 『!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] やだっ!!』 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 @1 『\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]』 @121 『はぁ』 @120 『明日になったらやってあげるわよ』 @1 ←ぴくり 『ほんと!?』 @120 『こんなつまんない嘘つかないわよ』 『だから今日はおとなしく寝る。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 分かった?』 @1 ←こくこく 『うん!』 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)跳ね !wait20 @120 『ほら、寝るわよ』 @1 『うんっ。\n[2]\n[2]\n[2] \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]おねえちゃん』 @120 『なに?』 @1 『おねえちゃんの身体、あったかい』 @120 『そう?』 @1 『うん。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] おひさま\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]\f[16]みた\f[24]\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]\f[12]い\f[24]』 !mvnil !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx @1 『お\f[20]休み\f[24]\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]シ\f[16]シ\f[24]\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]\f[12]ト\f[24]』 !bgm !v5=0 !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmサスペンス @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]え? @1 そんな出来事、あったっけ?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] なんか姉さんが優しすぎて正直怖い。 @100 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]でも) !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 @1 姉さんがずっと使っているベッドに近づく。 姉さんは、殆どの備品を 小学校の時に買ってもらって、 そのまま使い続けている。 \f[23]確か、無駄な出費は駄目だと 机やベッドを子供らしい物ではなく、 大人になっても使えるような物を選んで 買ってもらっていたらしい。 そして壊れないよう丁寧に使っていた。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何度か引っ越しても、ずっと使い続けていた。 \f[23]だから、この部屋にある 本棚も、机も、ベッドも、 ぼくが知る限りではあるが、 昔とちっとも変わっていない。 無論、必要に応じて新たに買った物もあるし、 模様替えした事もなかったわけでは ないはずだけど、大きな印象は変わらない。 さっき思い出した事が現実なら、 ぼくが姉さんと一緒に寝たのは このベッドという事になるんだけど。 すっと目を閉じて、 改めて思い起こしてみる。 !wait10 !se../bgs/(環境)心拍 !wait40 !se../bgs/(環境)心拍 !wait40 !se../bgs/(環境)心拍 !wait40 !se../bgs/(環境)心拍 !wait30 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]ただ、 指先で触れているだけなのに、 心が落ち着く。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 心が温かくなる。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 心が穏やかになる。 姉さんの事はやはり分からない。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] けれどたぶん、この記憶は本物だと思う。 今回の事といい、疑問は様々ある。 何故昔と今で接し方が違うのか? 何故そこまでしてぼくを助けようとしたのか? 何故魔王戦の時、 ぼくが表に出ていたかもしれないのに、 変わらず殺そうとしたのか? 何故突然旅行に行くなんて言いだしたのか? そして、姉さんは心が読めるのか? 姉さんにとって、ぼくは一体何なのか? 疑問は片手では数え切れないくらいあるのに、 一つだって自分では解けない。 やっぱり、姉さんに 直接聞かないと駄目だろうな。 @100 よし。 @402 先輩? @100 姉さんを探す。 @1 絶対に。 @402 でも、シイナさんは、 @100 だからこそ、 ちゃんと姉さんの口から聞きたい。 セトは? @402 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そう、ですね。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 今でも、怖いです。でも、 @400 \>・・・・・・そう、ですね。 今でも、怖いです。でも、\< ちゃんと本人の口から聞くべきですよね。 @100 そうそう。 @402 ですけど、手がかりがありませんよ? @102 そうなんだよね。 @100 とりあえず下に行って協力を頼もう。 @400 はい。 !bgm !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)学内歩き !wait6 !se !wait10 !se(action)ドア開け !wait15 !mvnil !wait30 !se(action)ドア閉め !wait20 !se(action)学内歩き !wait8 !se !se(action)学内歩き !wait8 !se !se(action)学内歩き !wait8 !se !se(action)学内歩き !wait8 !se !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmサスペンス @100 という訳で、協力してください。 !se(action)跳ね @813 協力しましょう!! @730 えっと、どういう結果になったんですか? @400 とりあえずシイナさんを 捕まえて事情を聞く事になりました。 @830 恐怖に縛られていた先程とは だいぶ雰囲気が違うな。 @100 怖いよ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]今でも、 @830 何? @100 怖いけど、でも、やっぱり 直接聞かなきゃ駄目だと思うから。 @813 そこでそれでもナナシ様の事が 好きだと言えないのでは、 ナナシ様を愛する資格はありませんね。 @102 流石にそこまでの覚悟は持ってないなぁ。 @100 それとは別に、嫌な予感がするんだ。 @400 予感ですか? @100 急がないと、 取り返しの付かない事になるような、 そんな予感がね。 @730 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @830 しかし、実際問題どうするのだ? @102 姉さんを辿る糸が切れちゃってるからね。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 何か手がないかなと思って。 @833 他力本願だな。 @102 なりふり構ってられません。 !bgmサブコミカル @100 \>なりふり構ってられません。\< もし必要ならばリス鍋か犬鍋を 神様に奉納するぐらいの覚悟はあるよ。 @831 ちょっと待ていっ!! @731 そのような物を捧げられてもどうしろと? @100 いただいてください。 @735 部下を食べる趣味はありません!! !bgmサスペンス @100 となると、ほかに何か手があるかなあ。 @402 残った手段がそれだけって 後ろ向き過ぎませんか? @102 まあ、所詮は冗談だし。 @833 心臓に悪い。 @730 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]驚いた) (何があったのかは分かりませんが、 シイナさんともう一度会いたいと思う 気持ちに偽りは無いようですね) @737 (後は、ナナシさんと話をするだけで 何とかなるかもしれません) @730 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]はて?) (ナナシさんは自分の意思を無視しても シシトさんの意志を優先させると 言いましたけど) (どうやって、シシトさんの意志を 確認する心算なのでしょうか?) @400 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]あ。 @100 セト? @400 そう言えば、先輩の家には確か 盗聴器が仕掛けられてませんでしたっけ? @102 そういえば、そうだったね。 @735 誰がそんな物を仕掛けてるんですか!? @102 姉さん。 @735 はいっ!? @102 警察とかも全く信用してなかったし。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 独力で対応できるようにって 言ってたよ。 @402 まあ、警察の副署長が 先輩を撃ったんですから、 間違いではないですよね。 @830 ということは、 @100 呼びかければ 答えてくれるんじゃないかな?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] というわけで、 @103 姉さん、カムバ〜〜〜〜ック!! @1 カムバ〜〜〜〜ック!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \f[20]   カムバ〜〜〜〜ック!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \f[16]       カムバ〜〜〜〜ック!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \f[12]              カムバ〜〜〜〜ック!! @102 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @402 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @833 何も起こらんな。 @102 すっごい恥ずかしい。 @402 けど、何の反応もありませんね。 @102 う〜ん。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] たまたま席を外してるだけなのかな?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] とりあえず、 !bgm !mvnil !mv警察署コンピュータ室 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgm黄昏 @120 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]やっぱり、 そう簡単には進まない、か。 @1 ある程度推測していた事だが、 悪田組蔵のデータはそのままでは使えない。 そもそも、彼の願いは亡き妻との再会。 \f[23]とはいえ、動物との混合を 図ったのは趣味ではなく、 彼女が先天的に丈夫でなかった部分を 補強する目的があるからだ。 事が生命に関わる以上、 混合させた方がより慎重さを必要とし、 単純なクローンの方が作るのは容易だ。 とはいえ、それは専門的な部分を 理解している場合に限る。 \f[23]二つの異なる外国語、 簡単なのはこちらだと言われても 全く知らない人からすれば 等しく理解不能な言語であるのと同義だ。 それに、成長を促進させる技術を 確立させた科学者なんて、 悪田組蔵以外に心当たりがない。 @120 まあ、慌てず急がず、 迅速に行きましょう。 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 @120 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]そろそろ、 盗聴器の機能を戻してもいい頃ね。 @121 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @1 厳しくした、意地悪もした、 本気ではない『嫌い』という言葉も聴いた。 @121 本気の拒絶を聴いた時、 わたしはどうなるのかしらね。 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait4 !se(System)キー2 !wait10 !se(System)決定 !wait30 @1 覚悟はある。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] けれど、実際に聴いた時に どう反応するかまでは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] !bgm   『姉さん、カムバ〜〜〜〜ック!!』 @120 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]は? @1 今、なんと言った? 戻ってこい? \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]え? 『何も起こらんな』 『すっごい恥ずかしい』 『けど、何の反応もありませんね』 『う〜ん。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] たまたま席を外してるだけなのかな?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] とりあえず、もう一度言ってみようか』 『恥ずかしいって言った割りに、 随分積極的ですね』 『まあね。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] せ〜の、姉さ』 @120 っ!! !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !se(action)ミス !wait10 !se(shooting)撃破A !se(shooting)撃破C @1 スイッチを切る余裕なんてなく、 物理的に黙らせた。 @120 なん\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]で\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @1 人を殺したと知って、 心を読まれてると疑って、 それで、何故まだわたしと 会いたいなんて、言えるの? @121 ただの\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] 姉じゃないの\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @1 『カムバ〜〜〜〜ック!!』\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \f[20]   『カムバ〜〜〜〜ック!!』\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \f[16]       『カムバ〜〜〜〜ック!!』\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \f[12]              『カムバ〜〜〜〜ック!!』 !se(Action)重いドア開け @121 っ!! @1 シシトの声が、何度も頭の中で反響する。 十年以上もシシトの声を聞いてきたのだ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] どんな言葉だろうと、その声に含まれる 感情を読み取れる。 冗談の欠片もなく、本気だった。 本気で、わたしに 戻ってきて欲しいと叫んでいた。 @120 あ、 @1 カタカタと、身体が震えているのに気づく。 シシトの願いに答えようとしている。 今、ここで戻って、どうなるというのだ? どれだけ不安があっても、 どれだけ世界が厳しくても、 シシトといるだけで、心が安らぐ。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] シシトを見るだけで、笑っていられる。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] シシトを想うだけで、頑張れる。   だから\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]わたしは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] !mvnil !mv自宅 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmサスペンス @402 全く反応ありませんね。 @104 ぜひゅー、ぜひゅー、ぜひゅー、 @833 シシトもこれ以上は叫べそうにないな。 @813 だらしないですね。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 高々一時間声を張り上げた程度で、 @104 そう、\n[2]\n[2]\n[2]言う、\n[2]\n[2]\n[2] スケイル様は、\n[2]\n[2]\n[2]どうなん、\n[2]\n[2]\n[2]ですか? @813 無論、のどが潰れても叫びますよ! @833 スケイル様なら本当にやりかねんな。 @813 というわけで、 ナナシ様ああぁぁぁ!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] カムバァァァァァック!!\n[2] @833 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]ちっとも反応ありませんね。 @402 機械の調子が悪いのでしょうか? @102 どこに仕掛けられているのかも分からないし、 大丈夫かどうかも判断できないしね。 @810 使えませんね。 @104 あなたも分からないでしょう!! @813 カガクギジュツは専門外です!! @401 威張って言わないでください!! @813 出来るなら出来る、 出来ない事は出来ないとはっきり言う!!\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それが\r[好,い]い女の条件です!! @833 まあ、正直は美徳ではあるが。 @402 開き直りですよね。 @130 ひらき、\n[2]\n[2]\n[2]なおり? @100 でも、何で反応がないんだろう。 @830 やはり、機械の調子が悪いのではないか? @100 一つ二つの不調は見越してかなりの量 仕掛けてると思うんだけど、 その全部がって言うのはどうだろう? @402 確率的に考えて、難しいですね。 @736 (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]確かに、 妙ですね) (明言こそしませんでしたけれど、 わざわざわたしに頼むくらいですから 嘘ではないと思うのですが) (そもそも嘘であるのなら、 傍観者などという中途半端な 立場になるよう頼むとも思えません) (手は多い方が捜索範囲は広くなる。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] そして、それでもなお見つからなければ 諦めも早くなる) (少なくとも、わたしに協力を 求めるという選択肢が残っているよりは) (いえ、躊躇なく転移を多用されては 流石に補足しきれませんけど) (\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]シシトさんの 願いを無視するとは思えませんし) (『シシトさんには笑っていて欲しい』 その言葉に嘘はないはずです) @731 (ならば、何故\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]) @830 シイナ殿の側に問題がある可能性は? @100 受信機にって事? @400 手近にあるんですから、 なおのことシイナさんが 見逃すとは思えませんけど。 @830 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]いや、 受信機のスイッチを切っている可能性だ。 @100 こっちの声を聞く気がないって事?\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] それは\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2] @830 可能性としてはありえる。 あるいは、シシトが大切と 言ったのも嘘である可能性も、 @402 自分ごと殺そうとしたのにですか? @830 しかし、その後シシトごと 魔王を殺そうとした。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 可能性としては、 @736 ありえません!! ナナシさんに限って、 それはありえません!! @833 \r[女神,リクレール]様? @731 あっ、いえ、その、 @402 先ほどからずっと静かでしたけど、 何か考え事でもあるんですか? @810 ナナシ様を差し置くほどの 重要な案件はなかったはずですが、 @100 \n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]・\n[2]リクレール様、 @731 な、なんですか? @100 ひょっとして、 !mvnil @1 何か、知ってるんじゃないんですか? !bgm !wait30 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !bgmファンキー @50 やめられないとまらない、かっぱえびせん。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 予告のお姉さんよ\wh @11002 ようやく次回が最終話。\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] 作者です。 @50 相変わらず無駄に長くなってるわね。 @11002 まあねぇ、 @50 何でこんなに伸びてるの? @11002 最初の方は四十キロ以上あるって あれもこれもって詰め込んでいって、 中盤はまだまだ余裕があるなって書き続け、 後半もう余裕がないって叫んで 書ききれずに続きは次回。 それの繰り返しかな。 !se(action)ビシッ @50 進歩がないのね。 !se(action)ビシッ @11002 まさにそのとおり。 \f[23]おかげで読者の皆さんは やきもきしてるかと思いますが、 次で終わる"はず"ですので もう少しだけお付き合いください。 @50 終わるとい〜わね〜。 @11002 ははははは、多分 ダイジョウブダトオモイマスヨ? @50 じゃあ、来週また会おうね\wh しーゆー。