=csvを使った行商データベース=

物語を作っているうちに…
武器・防具・道具の店データを配置した後、

武器の部分の配列を変えたりする事があると、
全店舗見直すという面倒くさいまねを毎回毎回してたら…

やってられるか!!

と、相成って、…
Ver2.01からcsvを吸出し可能になったのをきっかけに
このデータを作成しました。

=注意点=
このデータはcsvを加工できる環境を推奨しています。
私は[EXCEL2002]で製作してます。
そんなに難しい計算式も使っていないので、
他のEXCELでもO
penOfficeでも使えるとは思います。
また、このデータはver2.01以後の対応です。

編集画面にデータ[複数・csv形式]があるのが前提です。
ない場合は、バージョンアップを行なってから、使用してください。
ただ、ver前でも、フリーコモンのcsv抽出代入コモンを使えば、なんとかなるかな?とは思いますが、確証はないので注意。

=梱包内容=

説明書.htm

今見ていただいている、これです(画像はフォルダーpictureに梱包)

124_行商データベース.common

行商コモンイベントです。124は私の使用番号です。ご自由な場所に挿入してください。
使用の際は、可変データベースの場所を指定しなければいけません。
変更する部位は、行数[8][9]です。
それ以外はいじる必要性はありません。

タイプ(データ含む)_021_行商データベース.dbtype

可変データベースに入れてください。021は私の使用番号です。ご自由な場所に挿入してください。
編集の推奨は、csv抽出で、同封されている[行商データベース.xls]を使用する形になります。
もちろん、そのまま、編集も行なえますので、エクセルを使わないでやりたい方はそれで行なってください。

行商データベース.xls

データベース変更エクセルです。
使い方は、ユーザーデータベースのデータをコピーします。

=使い方=

項目1:まずはセット。

124_行商データベース.commonとタイプ(データ含む)_021_行商データベース.dbtypeを入れる

まずは、この二つを挿入してください。入れる場所は任意です。

=入れた後の対処=

番数を同じ場所に入れた場合、そのまま、使ってください。変えた場合は
124_行商データベース.commonは指定されている部位を変更してください。
可変データベースを吸い出さないといけないので、その位置を指定する必要があります。
入れたデータ内の行数[8][9]のDB番号を
タイプ(データ含む)_021_行商データベース.dbtypeを挿入した番号に
変更します。

この部分の以下の項目をどちらも可変DBにいれた行商データベースの番号にしてください。

可変DBの行商データベースの加工
・csvの吸出しがあるのを確認
・データIDの作っておくこと

項目2:行商データベース.xlsの準備

まずは行商データベースに武具・防具・道具を記録してください。

ユーザーデータベースよりアイテム・武器・防具の項目のcsv抽出

いちいち、下まで引っ張るのが面倒くさい場合はショートカットを利用してください。
基点となる部分から、[shift+ctrl+矢印]で選択範囲が一気に伸びます。
基点を一番上にした場合、[shift+ctrl+↓]で一気に伸びます。

そのコピーしたデータを行商データベース.xlsの[商売データベース]の所定位置に貼り付けてください

アイテム数が1000個を超える場合
一応、1000個まで代入できるように数字を打っていますが、それを超える場合、
各データ代入欄の右横にある数字を伸ばせば、大丈夫です。
下の数を足す計算式が組まれているので、末尾の数字を伸ばせば、数は増えます。

=代入欄に入れる際の注意点=
同じ名前を使うのは禁止
この計算式にはそういった区別のつくシステムを組んでおりません。
同列内はもちろん、並列内であっても同じです。

例:武器項目1に[ショートソード]、3に[ショートソード]と入れると、計算式は項目1を優先
例:武器項目に[ショートソード]、道具項目に[ショートソード]と入れると、計算式は武器項目を優先

項目3:実際の使用

1・行商データベース.xls[各町の商業情報]を開いてください。以下の画面が出ます。

商品は一つの店につき、50個まで入力できます。その際、武器・防具・道具である事を証明する必要はなく、
商品の名前を打ち込めば使えます。

2・打ち込み終わったら、[各町の商業情報(Date)]を開いてください。
それから、後ろの数値のみを全選択し、コピー。
選択は、数字の左上端に合わせてから、[shift+ctrl]を押しながら、[→]押した後、[↓]
コピーしたものを
可変データベース[行商データベース]から抽出したcsvに貼り付ける。
名称部分は対応していません。(しようかとも思ったのですが、一点でも多く商品登録したかったので、やめました)
そのため、店舗数を増やす際は、かならず、可変データベースのデータ数の設定を行なってから、行なってください。


そして、このcsvを読み込ませれば、終了です。

使用は、コマンド[コモンイベント]で使ってください

項目4:店舗数を増やす・アイテムの増量や配置移動

店舗数は増やせます。そのためにやる操作は、

1・可変DBのデータ数の設定を増やし、名称を作る。
この際、抽出している古いcsvを持っていれば、わざわざ吸い出す必要性はありません。使いまわせます。

2・各町の商業情報・各町の商業情報(Date)の編集

選択したら、コピーし、その下の開いている部分を選んで貼り付け。
同じ事を[各町の商業情報(Date)]でしてください。

アイテム数の増量や配置移動を行なった際は、行商データベース.xlsの[商売データベース]の所定位置に貼り付け直してください。

おまけ:手動で使う際

一応、excelを介さなくても、手動でも扱えます

項目には[0:なし][2:アイテム][3:武器][4:防具]があり、
アイテム番号は、システムデータの該当するアイテム番号を記入すれば問題ありません。
当初、このアイテム番号をアイテム名で表示できないかと試みましたが、やっぱり、無理そうでした。

ver2.01のcsv抽出が出来るようになり、以前からあったフリーのcsv抽出では出来なかった部分の加工(空白欄が開けれない等)
の縛りがなくなったので、待ってましたとばかりに肥大するデータ量。
…まあ、自分でやってるんだしな、と、自分に辟易しつつも、
アイテムをグループ分けしたほうが管理しやすい為、
その度に順序変更してたのですが、
そのたびに一個一個、町の店データを見回るだけでも
、くだらないほど時間が食われ、正直、ストレスだったのが要因でした。
そして、フリーコモンをざっと見ても、見つけられなかったため、…製作に行き着いた所です。

また、以前作っていた[イベント組み込み型[宿屋]]のデータを使って、宿屋データベースを作っていますが、
まあ、こちらは、ちょっと複雑になっているので…、今回は見送りの形で…
ぜひ出してほしいなんていう、奇特な人がいれば、考えます。

とにかく、手探りで製作しています上、自分の使いやすいように作った部分もあり、
使ってみようという方には、多分な部分で、至らない説明・使い勝手な所があるやもしれません。
使いやすいように加工するのも自由です。
使用した際の作成者の明記は、特にしなくてもよろしいですが、してくだされば、ありがたい限り。
使用の連絡をいただければ、私のHPにて、その作品を紹介させていただきます。(まあ、閑古鳥HPですが)

これが皆様の[WolfRPGエディター]製作に貢献できれば、と願いつつ、
最後まで読んでいただけた事を感謝します。

製作:2012/05/03

 作成者:栄華 卑弥都
HP:[Y's tac =光という闇の中で=]