【概要】 指定したピクチャの背後にウィンドウを表示させるコモンです。 表示するウィンドウは使用時点で自由に決定できます。 【用途例】 ・ピクチャによるメッセージ表示の際の簡易なメッセージウィンドウ表示 ・並列イベント等との組み合わせによる追尾画像の作成、管理 ・吹き出し等の表示 単体で使用するものではありませんが、簡易な分応用範囲は広いと思われます。 "バックウィンドウ"と呼称していますが、9分割可能な画像であれば種別は問いません。 【使用方法】 1.適当な場所に"PicturesBackWindowGenerater.common"を設置。 2.可変DBの適当な箇所に"BackWindowMemory.dbtypeset"を設置。 3."BackWindowMemory.dbtypeset"設置個所のタイプ番号を"PicturesBackWindowGenerater.common"上部の\cself[19]"バックウィンドウ専用DBタイプ番号"に代入。 4.後は通常のコモンと同様。 【入力値説明】 ・\cself[0]:モード バックウィンドウを出したり動かしたりするモードか削除するモードかを選択する。 ・\cself[1]:対象P番号 バックウィンドウの起点となるピクチャを番号指定。 ・\cself[2]、\cself[3]:縦余白、横余白 対象ピクチャのサイズに対してバックウィンドウの余剰のサイズ値を縦横別に指定。 上下左右それぞれ2か所の余白の設定なので、実質この値の倍だけバックウィンドウは拡大される。 負の値を設定すれば縮小も可能。 ・\cself[5]:使用画像 バックウィンドウとして表示する画像を文字列で指定。 Data以降の全パス(フォルダ名を含む画像ファイル名)を指定する。 特に種別の指定は無いが、3×3分割ウィンドウとして用いる点に留意。 【諸注意】 現状、対象ピクチャが中心を起点に表示されている場合にのみ対応しています。左上や右下起点で表示されたピクチャを対象に設定した場合、正常に動作しません。 バックウィンドウは後進する度対象ピクチャを追尾しますが、"コモン呼び出し時"に"フレーム0"で位置変更するだけです。常時追尾などの機能を実現したい場合は、並列コモンから呼び出すなど少々の工夫が必要となります。 なお改造の困難な規模のコモンではありませんので、要望等多ければ仕様変更などへの対応も行います。 同様の理由により、改造だとか2次配布もこのコモンに関しては一切禁止しません。ご自由にどうぞ。