「RPGとは何か考えるきっかけになれば」と説明書にありましたが、 説明書込みで「RPGを作ろうとして迷走した人が自分を否定してしまった苦い思い出」 といった感じですかね。 多分、プレイしたごく一部の人が心当たりがあるはずです。 次に何か作品を作られるとしたら、きっかけか出会いか信念か、 そういった何かが必要になる気もしますが、 同じく苦い思い出を持つ者として良い方向になることを願っています。 さて、この作品を次に繋げるとすれば、添付のような感じではどうでしょうか? やりたいことを一つに絞って、徹底的に突っ走ってみるのもひとつかと思います。 @全略部分を特化させて突き抜けさせる。  その場合は、正義の対立といったシリアステーマはなくしコミカル重視。  「前略魔王様。私、これから旅を全略します。」くらいのノリにする。 A正義の対立を基本テーマにし、人の感情を徹底的に追及する。  設定上ではエルフ側の設定を濃く残しているので、人間側の設定をきっちり作り、  人間の侵略がなぜ始まったのか、相手の行動に対してどう反応するのか など、  「何かを行動する時にはどんなにくだらなくても何か理由があるはず」  といったポイントにこだわって両側の主観に立って構成してみる。 B世界観の表現を重視し、疑問の余地がでないくらいに突き詰める。  エルフとシルフ、特に風系の設定が強く出ているので、その世界観をとにかく徹底して表現する。  例えば、複数の相手と契約しているエルフ・シルフがいることから、  「じゃあエルフAが召喚中にエルフBが同じシルフを召喚したらどうなるのか?」など、  あまり突き詰めないようなところまで、事細かに突き詰めていく。  設定を読んだ印象では、バトルシステムはPTキャラが  シルフの出し入れの調整にすることによって戦況が変わっていくようなものに  なるんじゃないかなと感じました。