【会話した回数を覚えているイベント】


【目標】
ニワトリのイベントに話しかけると「話すのは○○回目だね!」と表示され、
10回話しかけると、新たな文章が追加されるイベントを作りたいと思います。
  


【1】・まずマップ選択で「サンプルマップA」に切り替えて下さい。
 
 ・適当な場所にイベントを新しく作成して下さい。

 ・適当な場所にイベントを作成して
 ニワトリの画像を設定しておきます。
  (ここでは右の画像の位置に設置)

 → 分からないときは、
◆新しいイベントを作ってみたいの【1】〜【3】を参考に。

【2】イベントウィンドウの右下にある
   「■コマンドウィンドウ表示■」を
   クリックしてください。


【3】変数操作のタブに変更し、
   画像と同じように変更します。
   そして入力をクリックします。
   これが、話した回数になるのです!

   ここでは「このイベント:Self0」を
   話しかけた回数として使用します。
   このイベントを起こすたびにセルフ変数0に
   1ずつ足していく(+= 1)ことで、
   「話しかけた回数」も1ずつ増えて
   いくのです。

【4】 ◆新しいイベントを作ってみたい
   【7】〜【10】の手順をまねて、
   「話すのは、\self[0]回目だね!」と入力します。

   \self[0]は特殊文字のひとつで、
   「このイベントのセルフ変数0に入っている数」を
   表します。ここまでで、○回話しかけると
   「話すのは、○回目だね!」としゃべるイベントが
   できました。次に、10回以上話すと会話内容が
   変わるようにします。

【5】次に「条件分岐」のタブをクリックします。
   そして、画像のように設定します。
   これは、10 回以上話したということを
   確認しています。

【6】カーソルの場所を画像の場所に移動します、

【7】10回以上話した後の文章を入力します。
   「もう、\self[0]回も話したんだね!」と、
   入力します。

【8】最終的に、画像のように
   なっていたら成功です。
   是非テストプレイをして確かめてみてください。
   お疲れさまでした!
  
   もしもうまくいかない場合は、以下の症状と原因をチェックしてみて下さい。

   ・会話文の中の数が増えない。
  ┣【3】変数操作を確認して下さい。
  ┃   変数はこのイベント:Self0、演算記号は+=になっていますか?
  ┗【4】もしくは文章表示の中の特殊文字が\self[0]になっているか確認して下さい。

   ・10回以上話したのに文章が変わらない。
  ┣【5】条件分岐を確認して下さい。
  ┃   変数はこのイベント:Self0になっていますか?
  ┗【6】【7】また、条件分岐の内部に文章が入っているか確認してください。


【余談】
「\self[0]」とかって、何よ!!
これは、特殊文字と言って、WOLF_RPG_エディター内でテキスト等に使用できる文字のことをいいます。
なので今回も特殊文字で話した回数を表示しているのです。
特殊文字は、たくさんあります、例を紹介します。

・\self[X]=セルフ変数X
・\s[XXX]=文字列変数XXX など

これらは、ウディタのヘルプの中にある「変数呼出値/特殊文字一覧」
でいつでも確認できます。これらを応用してゲーム作りがんばってください!!

<執筆者:ウディタ公式ガイド執筆コミュ。


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