【1.マップの新規作成から登録まで】

 ここではマップの新規作成からシステムデータベースへの登録までを説明します。WOLF RPGエディターでは、マップを作成してもシステムデータベースに登録しないとゲームで使うことができません


 まず、マップの新規作成を行います。

 
 この左端のアイコンをクリックすると、「マップの新規作成」ウィンドウが表示されます。


【マップの保存フォルダとファイル名】

 保存したいフォルダを左のプルダウンメニューから選び、
保存したいファイル名を右の文字入力欄に入力します。


【マップサイズ】
 マップの大きさを指定します。単位はチップ数です。


【タイルセット】
 マップの描画に使用するタイルセットを選択します。


【登録先】
 マップファイル(mpsファイル)は通常、システムDBタイプ0番のデータベースにファイル名を書き込まないとゲームで使うことができません。しかし、ここで登録先を指定することで、簡単にシステムDBタイプ0番にそれらを書き込むことができます。

 デフォルトで「登録する」のチェックが押されているので、あとは「登録先」を選択し、登録名、ループ設定、BGM、BGS、遠景設定を指定してください。
 なお、ここの「登録名」はゲーム的には意味はありません、あなたがエディットする際に区別するための名前ですので、自由に設定してください。

            入力例




 最低限、赤枠の部分だけ入力して「OK」を押せば、
マップの新規作成およびシステムデータベースへの
登録は完了します
。ここできっちり設定しなくとも、
後でマップの設定を変更したいときは、メインウィンドウの
マップの基本設定」で再設定が可能です。

 さて、マップの新規作成からシステムデータベースへの登録はここまでで終わりですが、新規作成されたマップは何も描かれていないので、少しマップを作ってみましょう。
 レイヤー選択ボタンを押して表示される「マップチップ」ウィンドウからチップを選び、以下のようなマップを書いてみます。

 

 マップを描いたら、「上書き保存」のアイコンをクリックして保存しましょう。保存すると、タイトルバーの「*」の文字が消えます。
 この「*」マークは、記録されてる状態からマップを変更したかどうかを表すマークで、何か描いたり、イベントを作成したりすると表示されます。

 
 以上の手順で、マップの新規作成からシステムデータベースへの登録、簡単なマップの作成までが完了しました。
 では、次はゲームの開始位置の設定方法について説明します。

   【2.スタート位置の設定