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・何日目かの正午 天気:霧雨
薄暗い洞窟の中のY字路。
そこに私達はいた。 ……『いた』というよりも、迷っていたというべきよね、うん。
「私はね、こっちが正しい道だと思うのよ」
そう面と向かって奴に言って、私は向かって右側の道に向かって少し歩いた。 ほら、女の勘は何とかをも通す、ってことわざでもいうじゃないと主張してみる。
奴はそんな私の意見を見ると、首を振ってから左側の道に向かって少し歩いた。 それに対しての反論の異を私は目で訴えてみる。
反応はあった
が。
その反応は予想通りというか何と言うか。
奴は知らん振りして左側に勝手に進んで行った。
こうなると、奴は私の言うことを全く聞かない。 ぶつくさ文句を言いながら、私は奴の後を追っていく。
「あー、もう。何でこうも意見が対立するのよ。少しは何とか言いなさいよ、フェザー」
ギッと、右肩に乗っているフェザーを睨む。 フェザーは何時も通りの声の調子で答えた。
「いやー、言葉が通じないんですから『何とか言え』といわれましてもねー」
私はフェザーの脚を強く握り締めてから更に早く走った。
(こんなやりとりが普通に思えてくる私って何なんだろう)
取りあえず、追いついたら背後からこのデッカイ剣を振ってやろうと私は決意した。
☆
―――これは、ツッコミ兼焼き鳥担当のトーテムと
意外と冷静だが、眼帯をつけている姿が『俺カッケー』風に思える救世主(笑)と
正義感溢れるパワフリャな一人の女の子の
多分、よくあるごく普通のシル幻の物語である――
そ ん な 君 と そ ん な 私
To continue soon……
☆ ・あとがき
ゴンベエ(仮)(以下ゴ)「という訳で、そんな君とそんな私のプロローグいかがだったでしょうか。 久々なので結構文章力ががた落ちだが、まぁ、そこはスルーしてやってくれ。 本人曰く、『やったぜ、俺』だそうだから」
ナナシ(以下ナ) 「……」
ゴ「ん、どうしたんだ。ナナシ、何か言いたいことでもあるのか」
ナ「いっ、言いたいことが、
山 ほ ど あ る わ ボ ケェェェエェエェ(叫
まぁ、プロローグは短いものよ、うん。だけど、1,5kbって短すぎでしょう。たったの750字前後。 しかもあの馬鹿のことだから、改行やらスペースやら大量に使わないと書けないだろうから、実質原稿用紙1枚。 それ以外にも本文中の『(笑)』とか、シリアスまがいのものしか書けないのにギャグ調に挑戦することとかも突っ込みたいけど」
ゴ「けど、何だ」
ナ「プロットが白紙ってどういうことよ」
ゴ「なーに、コイツの何時ものことだ。 基本的に『書く時に何を書くか考える』方針だしな。 後、『「 」』だって本来ならもう終わる予定だったんだぜ」
ナ「じゃぁ、何でこれを始めてんのよ」
ゴ「『プロット無くした』だとさ」
ナ「今回はちゃんと終わるの?」
ゴ「さぁな、神に祈れば1/1000で終わるだろう。ってか、俺が主人公の奴の「 」がプロット無くしたせいで未完になっているんだからさ」
ナ「……行く末が不安になってきたわ」
☆ ・あとがき2
という訳で、テキストBBSの底辺の底辺の底辺の塵のhirumiです。 えっ、『誰テメェ』ですか。そうですよねー、余りにも書いてませんからねー……orz
『「 」』の続きが無かったのは本当にプロットを無くしてしまったんです。 これを作りながら並行して作るかもしれません。思い出せたらの場合ですが。
さてさて、上のあとがきにもある様にプロットは無いです。まっさらです。まるで、答案用紙のように。 大体の流れのイメージならあるのですが、正直自分も最後がどうなるか分かりません。 逆に言えば、こんな展開からシリアスもどきへうつるかもしれないということです、あぁ恐ろしい。多分、こんな調子でしょうが。
後、「 」のときに比べて現実での生活が色々と忙しくなってきましたが、 出来るだけ週一で5kb以上の更新はしていきたいと思います。 まぁ、他の方の作品を全部読み終わった上で物凄く暇な方しか読んでくれないでしょうが。
以上、ここまで読んでくれた貴方へ最大の感謝を。 |
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