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春風 <もげ> 12/18 (01:02) 7713
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  感想でございますー。 <風柳> 07/29 (23:15) 7827
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  感想です。 <風柳> 08/19 (23:41) 7843
  感謝ですね <もげ> 08/26 (11:07) 7848
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  感謝でおじゃる <もげ> 12/18 (01:40) 8014
  感想ザマース <asd> 12/24 (00:27) 8027
  感謝します <もげ> 12/24 (23:47) 8028
  やーわらかっ感想の心は一つ♪ <asd> 01/18 (02:12) 8032
  感想 <鳩羽 音路> 03/13 (18:01) 8043
  感謝 <もげ> 03/14 (15:27) 8044

8042
春風 ―7 by もげ 2009/03/14 (Sat) 15:32
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 <異世界 ---7--- >



 死にたい、とぼくは呟く。死にたい。何度も呟く。壊れたように。
 呪文らしくそう繰り返すのが、いつの間にか当たり前みたいになっていた。
 真っ白な病室の、神経質なベッドの上。そこがぼくの世界だった。
 その他には何もない。広い部屋にあるのはベッドと古ぼけた本棚と、窓からの景色くらい。
 窓の向こうは眼下に広がる一面の山々と、山をのたくる蛇みたいに舗装されたコンクリートの道路だった。
 あとは…ずっと向こうに、ぼんやりと街のカタチが見えるだけ。
 ぼくが7歳になるまで暮らしていた街。
 あそこに行くことはもう無いって思うと、最初はすごく悲しくて、たくさん泣いた。
 でも、何ヶ月かすると気持ちも落ち着いて、一年も経つとどうでもよくなった。
 どうでもよくなったというより、あきらめたと言った方がわかりやすいのか。
 一日の大半は、本棚から適当に選んだ本を読んで過ごすようになった。
 他にやりたいことも出来ることもないから、仕方がなかった。
 檻なんだって知っていた。
 ここはぼくを閉じ込めてじわじわと殺すための場所で、ぼくはそれを分かっていた。
 訪れるひとなんて、ご飯を持ってくる人と、お風呂やトイレに連れて行ってくれる人くらいだ。
 …いや、あともう一人。
 月に一度くらい、新しい本を持ってきてくれる若い女のひとがいた。
 他の人はぼくと話そうともしないけれど、その人だけはぼくと色んな話をしてくれる。
 この前の本はどうだった、とか、今度はこんな本を持ってきたよ、とか。
 その人と話すのは本当に楽しい。どれくらい楽しいかというと、びっくりするくらい、楽しい。
 残念なのは、とても忙しい人だから話せる時間があまりないということだった。
 この病院はすごく山奥にあるから月に一回しか時間が取れないんだ、とその人は言っていた。
 だから、次にその人が来たときにもっとたくさんのことが話せるように、ぼくはたくさん本を読んでおく。


「―――ぼく、もう死にたいよ」


 あるとき。いつものように本を持ってきてくれたその人に、ぼくは言った。
 ちょうど自殺がテーマの小説の話をしていて、タイミングがいいと思ったのかもしれない。
「毎日、とてもつらいんだ。こうしているときは楽しいけど、それ以外は地獄みたい」
 そう言うと、それまで笑っていたその人は何だかすごく痛そうな顔をした。
 その人のそんな顔を見たのは初めてで、ぼくはなんだかドキッとする。
 本当は、つらいとか苦しいとか、そういうのはもう慣れていたからどうでもよかった。
 死にたいは口癖みたいなもので、それ自体にもう意味なんてなかった。考えるのもいつしかやめていたから。
 ただ、ご飯を持ってくる人も、お風呂やトイレに連れて行ってくれる人も、それを言うとわがままを聞いてくれた。
 だから、その人もぼくのわがままを聞いてくれて、もっと一緒にいてくれるかもしれない。
 …そんな子どもじみた期待は、一瞬で打ち砕かれたけれど。

「そんなに死にたいなら、勝手に死んでしまえばいいわ」

 とても冷たい声で、その人は言った。
「え」
「君はもっと強い子だと思ってたけど、あたしの勘違いだったみたいね」
 見損なったわ、とその人は呟いて。ぼくの頬を強く叩いた。
 ぱしん、と。世界に、乾いた音が白く響いた。
「……え?」
 反射的に頬を手でおさえる。ぶたれた頬はジンジンして、本当に、痛かった。
 その人は、とても怒った顔をして。ぼくを見る目はどうしようもないくらい悲しかった。
「ご、ごめ……な…さ……」少しの間を置いて、ぽろぽろと馬鹿みたいに涙が出てきた。
 あんまりにも痛くて、あんまりにも悲しそうなその人の顔が、とてもつらくて。
 ぼくはやっと、自分がすごく悪いことをしてしまったんだって思い知った。
「その痛みの方が、ましでしょう?」その人は言って、ぼくを優しく抱きしめてくれた。
「簡単に死にたいなんて言ってはダメ。死にたいなんて言葉で、逃げてはダメ。君はそんなに弱くないもの」
「でも―――つらい、よ…くるしいよぉ……だって、ぼく、は……!」
 ぶたれた頬が痛くて、こころが痛くて、ぼくは堪らずしゃくりあげた。
 独り、だから。
 つらいとか苦しいとか、そういうのをぶつける相手もいなくて。
 今みたいに悪いことを悪いことなんだって教えてくれるような人もいなくて。
 これからもずっと独りで生きていなくちゃいけないのは、どうかしそうなくらい、怖い。
「大丈夫、君は負けない。卑屈にならなければ人は何だって出来るのよ。
 確かに今の状況はとても酷いわ。つらさだって苦しさだって分かるつもり。
 でもね、だからって逃げたり、諦めたりしてはダメ。それはとても悲しいことなの。
 君はね…君はこんな狂った世界の中でだって、ちゃんと笑うことが出来る子なんだから」
 その人はぼくの耳元でそう言って、顔を離した。にっこりと笑う。


「―――だから、世界をぶん殴ってやりなさい」


「世界を、ぶん殴る……の?」
「そう。アッパーでもストレートでもエルボーでもいいわ。ぎゃふんと言わせるの」
 しゅっしゅっ、と口で言いながらその人はボクサーみたいに腕を振るう。
「戦いなさい。君は弱虫でも臆病者でもない。自分が生きる世界は、自分が作る世界なんだから」
 その人の言うことは、子どものぼくにはよく分からない。
 でも、「戦え」っていう言葉だけがなんだかひどく胸に落ちた。
 もうどうしようもないんだって、諦めていたけれど。
 その人に言われたことだから、それは絶対に守らなきゃいけないと思った。
「…うん。ぼく、戦うよ。どうしたらいいか分からないけど、戦う」
「ああ、いい顔になった。あたしが見込んだとおり、君はやっぱり強い子だ」
 その人は見ているこっちが恥ずかしくなるくらい、本当に嬉しそうに笑った。



 9年前の朱い病室。ぼくたちは夕焼けに影を二つだけ残して、世界を殴った。



 ……古い。とても古い記憶。
 このカラダでは記憶の継承がおざなりなのか、思い返せる記録はひどく断片的だ。
 俺は確かに「その人」の名前を知っているはずなのに、思い出せない。
 自分の部屋で無くしたハサミがいつまでも見つからないような、もやもやとした不快感。
 世界を殴れと言ってくれた人。
 自分の殻にこもって世を疎んじていたどうしようもない子どもに勇気をくれた唯一つのことば。
 上手く言葉にならない、でもとても深いところに根差していることを実感できる記憶の絵だ。
 確か…あの人は―――

『アキラっ!! 聞いているのか、アキラ!!!』

 不意に耳元からあがった怒鳴り声で、反射的に意識が立ち戻った。
「あ…クロウか」
 目の前には何故か口元を怒らせて威嚇体勢に入っているクロウの姿がある。
 ぼんやりと手を挙げて挨拶をすると、馬鹿者! と愉快な反応が返ってきた。
『敵地で惚けるヤツがあるかっ…! 何のつもりだ!』
「なに言ってるんだ、どうして俺が」笑いながら周囲を見渡す。「敵地…で……?」
 ぎょっとした。
 周囲には大勢のトカゲ人間が倒れていた。軽く見ても10人以上いる彼らは、皆一様に気絶している。
 俺が倒した。その記憶がある。トカゲたちの砦を探索しろというクロウの指示に従って行動していたら、何故か大勢から待ち伏せの奇襲を受けた。突然の事態にテンパりながらも何とか応戦して…という流れだったはずだ。
『敵を撃破したのはいいが、途端に惚けてしまうとはな』皮肉げに唸る。『悪いものでも食べたか?』
「夢…?」
 よく、分からない。俺にあるのは気がついたら記憶に埋没していた認識だけだ。
 その理由に心当たりもなければ、見当なんてつくはずもなかった。
 肉体に発生した何らかの機能障害なのか、もしくは必要に迫られた過去の投影か。
 どちらにせよ、ひどく不安定な気がして背筋が寒くなる。今のは見ていいものだったのか。

「なんだ、今の物音は―――」

 ふ、と。廊下の角から二つの人影が現れた。
 一つは割烹着のようなものを着込んだトカゲ人間で、もう一つは今まで見たことのないタイプだ。
 青い。明らかに他とは質の異なる蒼い鱗。上質な鎧越しでも分かる、戦士として洗練されたカラダ。
 一目でボス格と分かる蒼の戦士は、俺の姿を確認すると同時に剣を構えた。
 おそらくは、俺の周囲に倒れている彼らを見て状況を把握したのだろう。
「これだけの人数を…!?」青いトカゲ人間は驚愕し、もう1人に何やら耳打ちをする。
 割烹着のトカゲ人間は瞬時にその場から立ち去った。逃がしたのか。悪くない判断だった。
 部下が逃げたのを確認して、青いトカゲ人間はこちらを睨み付けた。深く、剣を握る。
「この人数をたった独りで倒すとはな……」
 感嘆に似た呟き。10人以上の兵士。これだけの人数をよく独りで倒したものだ、と。
「―――――――」
 その、独り、という単語に背筋が凍りそうになった。
 暗い病室。誰もいない世界。死にたいと呪いのように繰り返した一年半。
 先ほどまで見ていた記憶が瞬間的にフラッシュバックして、目眩がしそうだった。

 あんなもの。『俺』は、あんなものにずっと耐えていたんだ。

『何をぼけっとしている! 来るぞっ!!』
 クロウが吠え、同時に俺は剣を横に薙いだ。キイィィン、と共鳴音がする。
 人間離れした速度で迫ってきたそいつと鍔迫り合うカタチで、何とか自身の命を拾う。
 ……ッ…。
 だが今までの相手とは比べものにならない。こいつの膂力は圧倒的にどうかしていた。
「―――はっ!」
 迫り合った刃を僅かに逸らして、体勢を崩したそいつの腹を真一文字に蹴り抜いた。
「ぐうっ…!」
 しかしよろけない。鎧ごとではあったにしても、蹴りの衝撃程度では威嚇にもならないらしい。
 仕方なしに後ろに退く。トン、と一足で距離を離して、二足目はそれっぽくバク転してやった。
 ざっと5メートルほどの距離を開けて、向かい合う。
「にしても、まずいな…」無関心そうに腹部をさすっている相手を見て、毒づく。「これは流石に…」
 あの青いトカゲ人間は通常の6.7倍近い能力を持つ個体に違いなかった。
 それこそ、統制の取れていない兵士10人よりよっぽどタチの悪い相手だ。
『どうする? まさかこの期に及んで』よもや情けなどかけまいな、とクロウの目が語っていた。
「……」
 確かに、普通にやって倒せるような相手じゃないんだろう。
 クロウの言葉や振る舞いはいちいち棘を含んでいて正直わずらわしい。
 俺が彼らを殺さないと言ったことをまだ根に持っているらしかった。
『半端な覚悟でだけはやってくれるな。ことはおまえだけの問題ではないのだ』
 少し笑えた。とうとう不特定多数を味方に付けやがった、この犬っころ。
 イライラする。何にイライラしているのかははっきりしなかったが、今はクロウがうるさい。
『今さら容赦などするな。たった独りの敵を相手に―――』


「狗。すこし、だまれ」


 自分で意識しても出せないくらい、冷たい声が出た。
 1人。独り。暗い病室。泣くことさえ擦り切れて枯渇した心と少年。
『……ッ!』クロウは気圧されたようにびくりと跳ねる。『…貴様』
「なんだ、怒ったのか? 愛玩動物風情が調子に乗るなよ」
『アキラ、おまえは……』
 クロウが不安そうな声を上げた。
 自分でも不思議なくらい心がささくれているのが分かる。
 理由は何となく分かるけど、明確化させると余計にイライラしそうなので追求はしない。
 とりあえず。
「ハアァーーーっ!!」
 今は襲いかかってくるやつを、どうにかすることにしよう。





 <現実世界 ---7--- >



「佐藤 律夏と申します。失礼ですが晶とはどういったご関係でしょうか」
 古風な口調で慇懃なお辞儀をして、長い黒髪の少女はもの凄く失礼なことを言ってきた。
 彼の従妹、ということは1学年の方の転入生だったか。四季の話をぼんやりと思い出す。
 四季から「お嬢様風」と聞いてはいたけど、ここまで形態がはっきりしているとは思わなかった。
「律夏。なんでここにいるんだよ、おまえ」
「その台詞は私が言うべきだと思うけど、晶」
 少女は不機嫌そうに眉根を寄せる彼を気にした風もない。
 クセ一つない綺麗な髪を丁寧に撫でつけて、視線を私にスライドさせる。
 頭から爪先までを測るような目で観察したかと思うと、つまらなそうに溜息を吐いた。
「……不良」
 小声でぼそりと呟く。
 一瞬意味が分からなかったけれど、すぐに自分を形容した言葉なのだと分かった。
 謂われのない非難…とまでは言わないけど、随分と失礼な態度には違いない。
「もういいから早く教室に戻れよ。次の授業始まるぞ」
「それは私だけに言えることじゃないと思うけど?」
「はいはい」
 彼が面倒臭そうに言うと、少女はむっとした顔になった。
 背を向けて、ゆったりとした動作で中庭を後にする。その途中で一度振り返り、

「その歳になって鬼ごっこなんて…信じられない」

 侮蔑と苛立ちを込めた言葉を吐いた。
 それは、彼への皮肉というよりは私を攻撃するものに感じられた。
 …釈然としないものを感じながら荷物をまとめていると、彼が覗き込むように話しかけてきた。
「…ごめんな。あいつって人見知りだからさ、初対面の相手には態度悪くなるんだ」
 申し訳なさそうに目を伏せているところを見ると、私は不機嫌が顔に出ていたのかもしれない。
「あぁ、そう」口元だけで笑って、少女が去った方向に視線をやる。「人見知りだったわけ」
「あいつには後で俺がよく言っておくから」不愉快な思いさせてごめん。そう言って頭を下げた。
 どうやら自分の従妹の発言が私に不快感を与えたのではないか、と心配している様子だった。
 まぁ、分からなくはなかった。
 確かに今のはどう考えても友好的な態度ではなかったし、失礼な行為であるのには違いない。
 けれど、私はそれ自体を特に気にしてはいなかった。
 少なくとも感情を正直に出していた点で彼女が素直な人間だという解釈も出来なくはないし、彼女の言行そのものには何一つ間違いはなかったのだから。
 私の不機嫌にはもっと別の要因があって、彼はそれに気が付いていない。

 その歳になって鬼ごっこなんて信じられない―――。

 先程、蔑むようなトーンで言われたことを頭の中で反芻する。
 といって、言葉そのものに対して特別に怒っているわけではなかった。
 見る側にとっては当然の感想だろうし、恐らく私も同じ反応をしていたと思う。
 だからこの場合、憤りや不愉快のはけ口は当事者間でのみ処理されるべきだった。
「一つだけ頼みごとがあるんだけど」私は小さく溜息をついた。「さっきのアレのこと」
 彼は一度小さく首を傾げ、やがて得心が言ったのか「何?」と口を開いた。
 私が従妹のことで怒ってはいないと分かったのだろう。表情に緊張感がない。
「確かに私の方にも責任あると思うけど、大げさにしたのはアンタだし、そのせいで色々とややこしいことになったのも事実だよね。実際にすごく恥ずかしかったわけだし、気持ちの上でも色々と不都合が出てくるのは目に見えてるから」
 そこまで言って、一端言葉を切る。彼の方も私が何を言いたいか分かったらしく、両腕を後ろに組んだ。

「―――けじめ、つけたいんだけど」
「―――覚悟は決まった。どんとこい」

 私の拳が彼の顔面にめり込んだ。



 家に帰って時計を見ると、まだ夕方の5時だった。
 ダイニングのテーブルにビニール袋を置く。今日は中村さんが休みらしいから、コンビニで買っておいたのだ。
 中村さんはホームヘルパー…家政婦として父が雇った。病院の院長を務めている父は普段から近所に借りたマンションで生活していて、家に帰る機会が少ないことを心配していたのだろう。何年か前から、中村さんは家の家事全般をこなしてくれている。
 ただ、私はどうも中村さんが苦手だった。通いで家に来ている中村さんは朝の9時から夜の7時までと働く時間帯が決まっていて、だから私が帰るのは基本的に7時以降だった。放課後になってそのまま家に帰ってきたのはずいぶん久しぶりのことだ。
 鞄を部屋に置いて、シャワーを浴びた。
 買ってきたお弁当はまずかったので、半分ほど捨てた。




















 あとがき

 ようやく7話目も完成です。実は1か月前くらいに完成してましたが忘れてました笑
 今回は両パートともに一つの区切りないし転換期的な意味合いが強いです。
 第1章が7話まで、8話から第2章、みたいにお話の雰囲気が少しずつ変わってきます。
 それに伴って書き方も意識的に大変革します。
 ちなみに現実世界パートものっそ短すぎじゃ流石にアレなのでちょい蛇足エピソード追加しました。
 とりあえずコレを見てくれている方がいると仮定してこれからも頑張ってくのでよろしくお願いします。


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