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7662
「 」 Blank ――Zero volume―― by hirumi 2007/04/30 (Mon) 20:30
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You're welcome to "「 」 world"!

Why……?


It isn't Genuine story?


――Yes,it isn't Genuine story.
  But,it's Genuine story.


Well……I don't it unberstand,too.

Please feel it as you thought.



……It is a Extra volume.


Are you ready?




……OK?







 Let's   start.







      *      *      *







独りぼっちの二人は同じ壁を挟んで背中合わせ。





同時に溜息をして、


同時に独り言を呟き、


同時に愚痴を言って、


同時に上空を見上げて、


同時に地面に落書きをする。






二人は同じ、されど違う。






人生において歩みの速度は違う。
されど同じ。


人生において出会った友人は違う。
されど同じ。


人生においてぶつかった壁は違う。
されど同じ。


人生において挫折した経験は違う。
されど同じ。


人生において歩いた道は違う。
されど同じ。








二人は同じ――されど違う。










  「 」 Blank ――Zero volume――









――丘の上、男が佇んでいる。
  剣を持って虚ろな眼をしながら男は佇んでいる。
  打ち付けられる雨なんか気にもせずに、男は佇んでいる。――




  雨粒が、痛い。
  

  
  彼是何日間もずっと、
  俺は丘の上に立っている。

  近くの町へ行って――衝動をしたくなるが、
  剣で足に何度も深い傷を負わせることで抑える。

  本来なら行くべきなのだろうが、
  行ってはいけない事情がある。





  俺はおもむろに口を開く。
  小さく口を開く。





  その声は俺以外誰にも届かなかった筈だ。




  
  俺の周りの地面には大量の斬った跡がある。




  そう。
  何時の間にか、なっていた。




  俺は今から十分前の記憶が無い。
  十分前の俺がやっていた事といえば、
  真っ白い光景しか頭に浮かばない。




  曇天の空を見上げる。

  今は夜。
  本来ならば素晴らしき星空が見えるんだ。


  だけど、今日は何も見えない。





  愚痴を一つ、空に向かって言った。
  雨粒が何滴か口の中に吸い込まれていった。








  「あー、せめて死ぬ前くらいは綺麗な星空を見たかったなー。」






   


      *      *      *






とある場所にて、
角を生やした女性が浮かんでいた。
  
その女性の周りには三匹の動物が居た。


女性が蒼白い光の珠……
否、霊に両手で触れながらブツブツと怪しげな呪文を呟く。


蒼白い光が女性の両手を覆うが、
直ぐに消えてしまった。


肩を落として女性が溜息を呟く。



(今回もですかー。)
(何時、目覚めてくれるものが出るのだ。)
同時に鳥と犬が『喋った』。
いや、彼等は動物ではない。


トーテム、
限られた人にのみ力をもたらす動物の霊、みたいなものだ。



(このままだと、
災いを止めるのに必要な時間が『十五日』から『十四日』ですよ。)


すっと呼吸をした。

それから、




        のだ!
(一体、どうするんですかー!
        んですか! 




トーテムトリオが一斉に女性に対して突っ込みを入れる。


慌てながら寝癖が立っている女性が言う。

「いっ、今まではあれですよ。
 目覚められるんですが、どうやら確実に『トーテム副作用』が起きそうなので止めたんですよ。」
湿っぽい目でトーテムたちは女性を見つめる。悪い意味で。


目じりを少し下げて犬……の形をしたトーテムが言う。
彼の名前は言うまでも無いだろう。



(まぁ、副作用ならば仕方ないな。)



「だから、今度は生前はトーテムを持っていた人にでも挑戦を――」






激しい突っ込み、
いや文句が響いた。





      *      *      *



女性が蒼い霊に触れて文句を言う。






――意識の海に漂う、そこの貴方。私の声が聞こえますか?
  私はトーテムに呼び覚まされ、生命を導く者、リクレール。
  貴方がに降り立つ前に、幾つか教えて頂きたい事があります。



   貴 方 の 性 別 は 何 で す か ? ――







蒼い霊は答えた。




      *      *      *








    ――さてさて、ここから先は名も無き戦士の物語の始まり、始まり――









To Be Continued……


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之は「 」の番外編……もとい主な視点が『男主人公』の物語のプロローグのプロローグ。
短くてすいません。それから昔書いたものを引用してすみません。orz

まぁ、昔書いたものは之を書くときのプロローグとして書いていたのですがね。
(まさか、物凄く下に落ちていたから急遽書いていたなんていえないよ!)

主な視点が『(ヘタレ)アルバート』の方では経歴やら年齢やら、
挙句の果てには名前が明かされない、
そんな彼にせまっていく物語といえるかもしれません。


先に本編を読むことを激しくお勧めします。


尚、上記の英語は雰囲気を出すために『エキサイト翻訳』に99.999999%頼った物です。
ですので、上記の細かい突っ込みに関しては

「いや、だって『エキサイト翻訳』だし。」と言い返しますので、ご了承を。



まぁ所詮、
之を読んでくださった方は精々一人でしょうがね。
pass>>


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